うちではまず以下のような教材でひらがなを学ばせました。
どれも完全にできるようにしようというスタンスではなく、まず楽しんでやらせてみる。知的なレベルとして早すぎたり、教材が性に合わなければやらないままにしておく。好きになればどんどんやらせる。たまに引っ張り出してきたり、やる気を出した時に、チャンスを逃さないように、褒めそやしてやらせる。
そんな感じでやっていた所、ほとんどのひらがなを単体ならば、2歳半の時点で読めるようになっていました。ただし濁点は弱かったです。3歳1ヶ月の今でも弱いです。
これは鉄板ですよね。とても簡単で短い絵本ですが、どんな子も笑ってしまうんですよね。もちろん最初は大人が読んであげるのですが、今では3歳の娘が読めるようになって、1歳の娘に読んであげたりもします。
このかるたでの遊び方このかるたは、表に絵とひらがなの頭文字が書いてあります。たとえばキリンの絵と『き』が書いてあります。裏には文字だけが書いてあります。最初に絵を見せて「これ何?」と質問します。我が子は「きりん!」と答えます。「この文字は?」「分からない」「『き』だよ。きりんの『き』」などと文字を教えます。その後、そのカードを裏返して、文字だけの状態にして並べます。それを10枚くらいします。その後、「きりんはどれ?」などとクイズをします。
この自作プリントは全て問題文を短いひらがなでつけていて、幼児自身が読めるようにしています。
最初はひらがな1語ずつ一緒に読んでいたのですが、今ではまとめて一気に読んだりして驚かされます。昨日も「いくつ ありますか?」という文字をジーっと見ていて、一気に読んでいました。
保育園には僕が連れて行くのですが、教室に着くと靴下を脱いで、靴下ボックスに入れるんですね。その靴下ボックスには当然、クラスメイト全員分の『おなまえ』が書いてあります。それを読ませるのがルーティンになっています。
最初は「これは誰の?」「何て読むの?」などと聞いていましたが、今では自分から「今日はこれ読むね!」と言ってくれます。ついでに、それがどんな子なのか、どの子と仲が良いのか、なども聞けます。
それ以外にも、保育園はひらがなの宝庫です。給食のメニューだったり、壁面だったり、クラスの名前だったりと、気が付いたものは読ませます。
これは意識していなかったのですが、ある時牛乳パックをジーっと見て、「あけくち?あけくちって何?」と聞いてきたので、驚きました。
身の回りにあるものが自分で読めるというのは大きな喜びになると思います。短くて読めそうなものは、読ませてあげるのが良いと思います。
絵本は母親が寝かしつけの時にたっぷり読んであげています。残念ながら僕は夜仕事なので、寝かしつけの時にはいないのですが、絵本の読み聞かせは、全ての基本になると思っています。妻には大いに感謝しています。
普段の会話で、突然絵本のフレーズが出てきてびっくりします。街を歩いていて風が吹いた時に、「ピューっと風が吹き上げました〜」と言った時には笑ってしまいました。
3歳の子が簡単な絵本を1歳の子に読んであげることもあると上述しましたが、好きな絵本は基本的に暗記しているので、文字をなぞりながら読んだり、簡単なものは自分で読ませたりするといいかもしれません。ただし、無理させず、基本は読んであげる方が楽しいと思います。
ひらがなに限らず、中学受験以降の勉強のように、集中的に範囲をもれなく勉強させるというのは、幼児には難しいと思います。様々なタネを蒔いておき、広く、時間をかけて、気乗りしたときに乗じてやらせるのが良いと思います。