以下に各大問にどのような分野の問題が出たか羅列します。
(1) 2けたと3けたの足し算
(2) 3けた同士の引き算
(3) 3けたの足し算の逆算
(4) 筆算の虫食い
(5) 九九
(6) ごく簡単な計算の工夫をする足し算
(7) センチとメートルの足し算(センチがメートルに繰り上がるタイプ)
(8) デシリットルとリットルの足し算
(9) 時計の図から時間を読む→そこから何分か引く
(10) 数直線から数字を読み取る
(1) かけ算と引き算の文章題
(2) 図中の複数の木の真ん中をいう
(3) センチメートルとミリメートルの引き算の文章題
(4) 数字の書かれた4枚のカードを並べる
(5) 積み木を立体的に積み、上下左右から見た際の形を答える
決まったルールのゲームの得点を答える問題。(1)~(5)まであり、まずは1ページ以上にわたる、ゲームの説明を読み、そのルールを把握しないと解けない。算数と言うよりも読解力が問われる問題。
立方体の展開図を考える問題。単に展開するだけでなく、複数の形を考え、ルールに沿って解く必要があり、これも問題のルールを把握する読解力が必要。
まとめ(算数)
小問集合でも単なるドリルではなく、読解力が問われる
前半の小問集合60点を落とさないこと(計算力は大前提)
後半の応用問題はよく読んで、自分でルールを把握する力が必要
算数は「計算」だと思っていると得点できない
文章長めの応用問題に数多く触れ、聞かれていることを把握する練習が必要(簡単に解法を教わってはいけない)
まとめ(国語)
漢字と文法の配点がとても大きい
止めハネなどを正確に練習すること(きれいな字)
記述は絶対に空欄にしないこと(内容よりも必ず書く癖をつけることが優先)
いかがだったでしょうか。
算数の思考力問題や国語の記述問題の対策は短期間では難しいでしょう。
基本的な問題を落とさないことと、普段から問題を自分で読む癖をつけることが大切です。問われている内容を大人に説明してもらってから解くのではなく、何を問われているかを理解することから始めましょう。