• SAPIXの入塾テストはかなり厳しく、入塾できない生徒もかなりいます。
  • 3月には入室・組分けテストを受けることになると思いますが、初めて受ける生徒は、問題の傾向を知っておいた方が良いでしょう。
  • このページでは現3年生(新4年生)のテストの大まかな傾向を解説します。
  • 新4年生は算・国の2科目です。
  • 2019年の試験をもとにしていますが、どの年も本質的には変わらないでしょう。
  • 過去問の一覧はこちら

算数

  • 試験時間は40分前後
  • 大問が4〜5
  • 150点満点
  • 大問の1と2は簡単な計算
  • 大問3以降は思考力問題だが、解法についての事前知識は必要なく、あくまで読解力と思考力を問う良問
  • 大問1と大問2で90点なので、ここをしっかり取れば、読解が弱くてもある程度得点できる

以下に各大問にどのような分野の問題が出たか羅列します。

大問1(小問集合)

(1) 3桁の足し算・引き算

(2) 4桁の引き算の逆算

(3) 簡単な四則演算(+-×÷)

(4) 3桁×2桁のかけ算

(5) 3桁÷1桁の割り算

(6) 引き算と割り算の逆算

(7) あまりのある割り算

(8) kgとgのある引き算(繰り下がりあり)

(9) 時間と分のかけ算(繰り上がりあり)

大問2(小問集合)

(1) 時間と分の簡単な文章題

(2) かけ算と割り算の文章題

(3) 簡単なやり取り算

(4) ヒントを読んで、A,B,C,Dに当てはまる数を当てる

(5) 図形(台形を並べる)

(6) 立方体の積み木を並べる

大問3

約束算。与えられたルールに沿って足し算をしていく。問題文をよく読んで、ルールを読み解く必要あり。いろいろな数を入れて試行錯誤する必要あり。

大問4

○○算というカテゴリーに当てはまらない思考力問題。一本の紐を折りたたんで、ハサミで切って、様々な長さの紐に分ける問題。算数の知識というよりも、地頭・読解力・論理性を問う問題。

大問5

図形問題。計算は必要なく、図形を移動させるだけ。図形を移動するイメージが持てるか、問われている内容が分かるかがポイント。

 

【結論(算数)】

大問1と2に集中する(150点中の90点)

大問3以降は特別な知識はいらない

問題を自分でよく読んで、問題の意図を掴む訓練をしておく

 


国語

  • 試験時間は40分前後
  • 150点満点
  • 大問は3つ
  • 大問1は漢字3点×10問(読み3つ、書き7つ)
  • 大問2は慣用表現など(2019は体の一部を使った慣用表現)3点×5問
  • 大問3は物語文
  • 大問3の記述問題は34点分、字数指定はないがおおよそ50字程度
  • バランスのよい問題だが、大問1と2で45点。記述問題の配点はそれほどでもないので、記述問題は空欄にだけはしないという心構えで臨めばオーケー
  • 漢字は止めハネなど細かい所が見られる可能性がある(採点する先生によってかなり差が出る)

 

【結論(国語)】

漢字をしっかりやっていく

字を綺麗に書く

記述問題は必ず書く

慣用表現や読解力は一朝一夕につくものではないので気にしない

 

(Visited 6,680 times, 1 visits today)
ryuju