英語を覚えさせたいと思っても、日本人が子供に普段教えられるのは、どうしても単語が中心になってしまいます。バナナを見て「バナーナ」とか、木を見て「ツリー」とか、せいぜい「サンキュー」「イッツ・ファイン・トゥデイ」程度でしょう。教える側の英語力が不足していることが大きな理由ですね。
僕は受験英語に関しては東大レベルでもほぼ間違えませんが、日常会話はすんなりと言葉が出てきません。頭で考えてひねりだした英文が、本当に日常的に使える、くだけた表現なのかどうかも判断がつきません。
この教材のポイントとしては、日常的によく使う表現に絞って、しっかり調べ、まずは親が正しい表現を覚えることです。そして、その場面では毎日必ず使うようにする。そうやって大人も子供も、一緒に英語を勉強できるといいですね。
うちでは朝、必ず「何が飲みたい?」と訊ねる習慣があります。子供は牛乳・お茶・豆乳の中からその日の気分で選びます。これを毎日絶対に英語で訊くようにしています。
今のところ無反応ですが、どういう意味かは理解しているはずです。これを何週間でも何ヶ月でも続けるつもりです。