2026年年度の生徒Bさんの指導例です。Bさんは
に合格しました。
Bさんは長く教えた生徒です。早い段階でSAPIXに入塾し、ご両親が宿題等のサポートをされていたのですが、お忙しく大変だった事もあり、3年生の時にSAPIXのクラスを上げるためにご依頼を頂きました。
長期の指導ということもあり、指導の形は時期によって変化しました。
という形でした。
5年生まではSAPIXの教材についていく事が目標でした。
毎週の算数の教材を一緒に解き、解説するのが基本で、マンスリーや組分けテストの前には過去問で対策しました。
Bさんは国語が得意で読解力はしっかりしているのですが、算数になると決まった計算式に当てはめがちで、少し捻った問題が出たり、習ってから時間が経つと上手く得点できないことがありました。決まった解法を暗記するだけだと段々成績が下がってくるので、理解し・思考し・試行錯誤することを、伝え続けました。
ご家庭での勉強については、時間数だけ長くなって集中力が落ちてしまう事のないように、やるべき事の取捨選択や勉強方法について、アドバイスさせて頂きました。
直前期には過去問指導と並行して、SAPIXの教材でやり直すべきものをご提案して進めました。受験直前期は学校を休み、ほぼ毎日午前中に、一緒に過去問を解きました。
受験する学校の過去問は、10年分の第1回・第2回を解き終わり、似た偏差値の傾向の近い学校の過去問を解きました。算数は苦手だったので、解くべき問題と飛ばす問題のバランスを整えるようにしました。
SAPIXの偏差値としては、頌栄はチャレンジでしたが、無事合格を勝ち取ってくれました。
低学年からSAPIXに通っていると、クラスが大きく上下したり、勉強が惰性になってしまう時期があります。習い事も変わりますし、ご両親の仕事の状況も変わります。また親子関係の変化によって、ご両親との勉強が上手くいかなくなる時期も出てきます。
何年も塾に通う中では、必ず厳しい時期があります。それでもどうにか乗り越えていかねばなりませんが、粘り強くその時々の最善を尽くす事が大切だと再認識させて頂きました。
女子校は国語ができる子が多く、差がつきにくい中で、苦手の算数での『ダメージを減らす』ことが大切になります。苦手科目は諦めて他教科でカバーする、というのは楽な選択ですが、算数で半分以下の得点となってしまうと、他教科で逆転することは難しくなります。計算力を上げたり、時には解法のパターンを大量に覚えたり、解けない問題をとばすコツを身に付けたりして、『しのぐ』という意識で乗り越えることができます。この辺りのやりくりに関しては、ご両親が指導するのは難しいのではないかと思います。ちなみに算数が苦手で中学受験で苦戦したとしても、中学生の数学になれば、真面目にコツコツやる子が解けるようになるので心配はありません。