3. 作成の経緯と活用方法
11×11=121 「いい?いい?いついい?」 デートに誘っているイメージ。
12×12=144 「いっちに!いっちに!一緒(いっしょ)よ」 二人三脚をしているイメージ。
13×13=169 「いざ!いざ!イチローくん」 野球選手のイチローです。
14×14=196 「いいよいいよ、で一苦労(ひとくろう)」 いい人すぎると苦労します。
15×15=225 「行こう行こう!夫婦(ふうふ)でゴー!」 旅行に行くイメージ。
16×16=256 「いろいろ煮込む(にこむ)」 変な鍋を作るイメージ。
17×17=289 「いいないいな、二泊(にはく)」 なかなか二泊も休みが取れません。
18×18=324 「いやいや、三人よ」 レストランで2人がけの席に連れて行かれたイメージ。
19×19=361 「行く行く、寒いところ」 北海道に旅行するイメージ。
21×21=441 「ついついヨーヨーで一位」 無駄な努力かも。
22×22=484 「夫婦(ふうふ)でしわしわ」 仲の良いお爺さんお婆さん。
23×23=529 「兄さん5人で苦しんだ」 お兄さんが5人もいると大変。
24×24=576 「不思議(ふしぎ)、こんな虫」 どんな虫だったのでしょうか。
25×25=625 「ニコニコ、無理(むり)にゴー」 辛いのに笑っているイメージ。
計算間違いの多い生徒におすすめの参考書(易し目)⇩
計算間違いの多い生徒におすすめの参考書(難し目)⇩
少し余裕のある小学4年生の先取り学習のために作成しました。
一時期は先取り学習は意味がないと言われていましたが、この頃はどんどん進めた方が良いという風潮ですね。また丸暗記にに対する意識も変わってきています。例えば、中学受験の学習塾では3.14×Nの計算をある程度暗記させます。こうしたものを本質的ではないと考える人もいますが、僕は暗記は有用だと考えています。
アメリカの優秀なIT関連のエンジニアの多くはインド人だとよく言われます。インドは言わずと知れた数学大国で、小さな頃から2桁の掛け算を暗記させます。とにかく効率的に解くという意識、そのための方法を常に追求する姿勢はビジネスでも受験でも大切ですよね。語呂合わせだって何だって利用できるものは利用してしまいましょう。
暗記の前に、筆算せずに計算させることで、二桁の掛け算の原理を理解させるのもいいでしょう。たとえば17×17であれば
17×17
=(10+7)×17
=(17×10)+(17×7)
=170+{(10+7)×7}
=170+(10×7)+(7×7)
=170+70+49
=289
こうした計算は算数のセンスを養うのに有用だと思います。15×15とか19×19とか22×22などは工夫したり、特殊な考え方で簡単に処理できたりもしますが、今回は割愛。
一通り覚えたら、定着しているか確認してみましょう。暗記の練習ができるようにドリルを何パターンか置いておきます。答えを右側に書いてあるので、半分に折って答えを隠して解くとよいと思います。
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