【自作教材】小学1年生 数を数えるドリル

小学1年生を指導しました。僕としても1年生は初めてなので、今後試行錯誤することになりそうです。まだ中学受験で使うような「〜算」を教える段階ではないので、パズルやお絵かきといった「遊び」と不可分なドリルを用意していきました。以下のようなものです。

 

(ちびむすドリルより)

 

すると意外なことに、小さく書かれたものの個数を数えるのに、生徒が苦戦しました。闇雲に数えてもダメで、10個に区切るなどしないといけません。

大人であれば10個じゃなくても適当な数に区切って数え、後で足せばいいのですが、小学1年生だとそれが難しくなってくるので、10個ずつに区切ることを教えました。

すると今度は細かく書かれた絵と絵の間に、綺麗に線を通して区切るという物理的な作業に苦戦していました。『また10が3個あって、残り4個だから、34個だよね』ということが理解できないらしく、それを説明するのにも苦戦しました。

 

こういった『できそうでできないこと』『意外にも苦手なこと』を見つけて潰していくのが、家庭教師の仕事でしょう!そんなわけで、似たような教材を自作してみました。ちびむすドリルとはクオリティが雲泥の差で恥ずかしいのですが・・・

【解答】 1枚目 上:20 下:40、2枚目 上:21下:33、3枚目:53

 

PDFで印刷する場合はこちらからどうぞ。『数を数えるドリル』3枚を大きく表示する(pdfで印刷する)

 

  • 1枚目はちょうど10で区切られるもの
  • 2枚目の上はそれに1足したもの
  • 2枚目の上は3足したもの
  • 3枚目は総仕上げ

といった形にしました。

 

ちなみに最後のピンクのニワトリは1匹だけ左を向いています。子供の面白がらせるためのちょっとした遊び心を加えてみました。

 

(Visited 1,467 times, 1 visits today)
ryuju

View Comments