サピックス 理科 小5 小6 中学受験

正断層と逆断層の違い

練習問題

では、練習問題で理解度を確認してみましょう。本質的に理解できていれば1問も間違えないはずです。

上記画像をpdfで閲覧・印刷する

【解答】

(1)  逆断層

(2)  正断層

(3)  b

(4)  a

(5)  引っ張る力

 

(1) 図の青い側は、ずれる前から、境界面の上側にありました。そしてずれる時に上にずれているので、逆断層です。

(2) 図の赤い側は、ずれる前に、境界面の上側にありました。そしてずれる時に下にずれています。もともと上側にあったものが下にずれるので正断層です。

(3) 青い側は元々上側にあります。正断層は上側のものが、下にずれるものなので、bです。

(4) 赤い側は元々上側にあります。逆断層はもともと上側にあったものが、上にずれるものなのでaです。

(5) 図を見れば明らかなように、右側(青)が下にいくためには、両側に引っ張らねばなりません。引っ張る力が働いているので、これは正断層ですね。上側(青)が下に移動していることからも、正断層だと分かります。わかりにくい場合は、スポンジを包丁で斜めにきって、断層のようにして試してみるとよいと思います。僕が教えるときは紙を切るだけですが、それでも十分にイメージが湧きます。

 


 

いかがだったでしょうか?正断層と逆断層の定義について、本当に理解できましたか?分かりにくい部分があったら、下のコメントに書き込んでご指摘ください。

僕が家庭教師として生徒を指導するときは、生徒が多少面倒くさがって丸暗記で済ませようとしても、本質的な理解から逃げないように、丁寧に説明することを心がけています。この記事を読んで理解するのはある程度時間がかかると思いますが、実際に隣に座って口で説明すれば、1〜5分で終わるんですよ!

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