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正断層と逆断層の違い

なぜそれが間違いなのか?

地震本部のサイトから引用させて頂いた、前ページの画像の「縦ずれ断層 正断層」をもう一度見てみましょう。

これを正面から見ると、下図のようになっていますね。

つまり「右が上、左が下」の配置になっています。

 

ですが、同じ断層の奥側に立って見ると、どうなるでしょうか?同じものを裏側から見ると、左右反転します。つまり右側にあったものが左側になり、左側にあったものが右側になります。もちろん上下は変わりませんね。ですから、下図のようになります。

この場合「右が下、左が上」の配置になっていますね。いかがでしょうか。一番最初の「地震本部」の画像でも、向こう側に立ったつもりで、確認してみてください。納得できましたか?ここが大切なので、もしわからなければ、スポンジなどを実際に切ってみて試してみましょう。

 

同じ正断層のはずなのに、見る位置によって「右が上、左が下」になったり、「右が下、左が上」になったりするんですね。ですから、繰り返しになりますが、

「右側が上に行くのが正断層で、左側が上に行くのが逆断層」は間違い!!

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