- 中学受験の計算問題まとめ【2021年度用】の解答ページ②(101~200)になります。
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$$(101) \frac {1}{4}×0.5×3+(\frac {1}{2}+\frac {1}{3})×5= ▭ (自修館2020年)[33] $$
小数を分数になおし、カッコの中を通分します。
$$\frac {1}{4}×\frac {1}{2}×3+(\frac {3}{6}+\frac {2}{6})×5$$
はじめの2つの×と、カッコの中の計算をします。
$$=\frac {3}{8}+\frac {5}{6}×5$$
×を先に計算します。
$$=\frac {3}{8}+\frac {25}{6}$$
通分します。
$$=\frac {9}{24}+\frac {100}{24}$$
$$=\frac {109}{24}$$
$$=4\frac {13}{24}$$
$$(102) 4.2×90-0.42×800+2.1×60= ▭ (自修館2020年)[33]$$
42に注目します。×でつながっているカタマリ全部に、42をつくっていきます。
4.2を42にするために、×10をつくります。0.42を42にするために×100をつくります。2.1を42にするために×20をつくります。
$$4.2×10×9-0.42×100×8+2.1×20×3$$
$$=42×9-42×8+42×3$$
分配法則を使って、式をまとめていきます。42以外の数字をカッコの中にまとめます。
$$=42×(9-8+3)$$
$$=42×4$$
$$=168$$
$$(103) ( ▭ -9)×15÷7÷5=9(自修館2020年)[33]$$
カッコの外は×と÷しかないので、順番を変えてもかまいません。÷5を前にします。
$$( ▭ -9)×15÷5÷7=9$$
$$( ▭ -9)×3÷7=9$$
ここまでが準備で、これから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$( ▭ -9)×3=9×7$$
$$( ▭ -9)×3=63$$
$$( ▭ -9)=63÷3$$
$$ ▭ -9=21$$
$$ ▭ =30$$
$$(104) 531-261÷9 = ▭ (藤嶺藤沢2020年)[33]$$
-よりも÷を先に解きます。
$$531-29$$
$$=502$$
$$(105) 20×17+20×33 = ▭ (藤嶺藤沢2020年)[33]$$
分配法則をつかって、式をまとめます。20×は同じなので、それ以外の部分をカッコの中にいれます。
そのまま計算しても解けますが、計算の工夫がつかえる時は、かならずつかうようにしましょう。いつも計算の工夫をつかっていることで、もっとむつかしい問題でも解けるようになります。
$$20×(17+33)$$
$$=20×(50)$$
$$=1000$$
$$(106) 13×8+ ▭ ×7=237(藤嶺藤沢2020年)[33]$$
×でつながっている所は1つのカタマリだと考えましょう。わかりやすくするために、カタマリにカッコをつけてみます。
$$(13×8)+( ▭ ×7)=237$$
1つ目のカッコの中を計算しておきます。
$$104+( ▭ ×7)=237$$
残ったカッコの中はひとカタマリなので、あとで計算します。これから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$( ▭ ×7)=237-104$$
$$( ▭ ×7)=133$$
$$ ▭ =133÷7$$
$$ ▭ =19$$
$$(107) ( ▭ -7×8)÷27=72 (藤嶺藤沢2020年)[33]$$
カッコの中の×をすませておきます。
$$( ▭ -56)÷27=72 $$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$( ▭ -56)=72×27 $$
$$( ▭ -56)=1944 $$
$$ ▭ =1944+56 $$
$$ ▭ =2000$$
$$(108) ▭ kgの12%は600g (藤嶺藤沢2020年)[33]$$
答える ▭ の単位がkgなので、600gもkgになおしておきます。1000g=1kgなので、600gは0.6kgです。
$$ ▭ kgの12%は0.6kg $$
12%というのは、×0.12のことなので、
$$ ▭ kg×0.12=0.6kg $$
この式を逆算します。
$$ ▭ kg=0.6kg÷0.12 $$
$$ ▭ kg=5kg$$
$$(109) 48÷{28-4×(6-3)}= ▭ (獨協2020年)[33]$$
小カッコの中から計算を進めます。
$$48÷{28-4×3}$$
中カッコの中に小カッコがなくなったので、中カッコを小カッコにかえてもよいです。
$$=48÷(28-4×3)$$
×を計算します。
$$=48÷(28-12)$$
$$=48÷(16)$$
$$=3$$
$$(110) 1.5-\frac {2}{3}×1.25÷\frac {4}{5} = ▭ (獨協2020年)[33]$$
小数を分数になおします。1.25は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$\frac {3}{2}-\frac {2}{3}×\frac {5}{4}÷\frac {4}{5} $$
÷を×になおします。
$$=\frac {3}{2}-\frac {2}{3}×\frac {5}{4}×\frac {5}{4} $$
約分しながら×を計算します。
$$=\frac {3}{2}-\frac {1×5×5}{3×2×4}$$
$$=\frac {3}{2}-\frac {25}{24}$$
通分します。
$$=\frac {3}{2}-\frac {25}{24}$$
$$=\frac {36}{24}-\frac {25}{24}$$
$$=\frac {11}{24}-\frac {25}{24}$$
$$(111) 2020×74+2020×38-2020×12 = ▭ (獨協2020年)[33]$$
2020に注目します。『2020×』以外の数字と+-をカッコの中にまとめます。
$$2020×(74+38-12)$$
$$=2020×(100)$$
$$=202000$$
$$(112) 31-4×( ▭ +3×2)=5(獨協2020年)[33]$$
小カッコの中の×を先にすませておきます。
$$31-4×( ▭ +6)=5$$
ここから逆算していきます。4×( ▭ +6)をひとかたまりと考えます。これを■とすると
$$31-■=5$$
$$■=31-5$$
$$■=26$$
4×( ▭ +6)をもとにもどします。
$$4×( ▭ +6)=26$$
$$( ▭ +6)=26÷4$$
$$ ▭ +6=\frac {13}{2}$$
$$ ▭ +6=6\frac {1}{2}$$
$$ ▭ =\frac {1}{2}$$
$$(113) (9-7÷6)×3-(8+2×5)÷4= ▭ (城北埼玉2020年)[33]$$
カッコの中の÷と×を先に計算します。
$$(9-\frac {7}{6})×3-(8+10)÷4$$
カッコの中の計算をすませます。
$$=\frac {47}{6}×3-18÷4$$
×と÷から計算します。
$$=\frac {47}{2}-\frac {9}{2}$$
$$=\frac {38}{2}$$
$$=19$$
$$(114) 12×{(0.25-\frac {1}{5})-(\frac {1}{6}-0.125)}= ▭ (城北埼玉2020年)[33]$$
小数を分数になおします。0.25と0.125は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$12×{(\frac {1}{4}-\frac {1}{5})-(\frac {1}{6}-\frac {1}{8})}$$
2つの小カッコの中を通分します。
$$=12×{(\frac {5}{20}-\frac {4}{20})-(\frac {4}{24}-\frac {3}{24})}$$
$$=12×{\frac {1}{20}-\frac {1}{24}}$$
中カッコの中を通分します。20と24の最小公倍数の120を分母にします。
$$=12×{\frac {6}{120}-\frac {5}{120}}$$
$$=12×\frac {1}{120}$$
$$=\frac {1}{10}$$
$$(115) 33×5÷3-22×4÷2= ▭ (浦和実業2020年)[33]$$
×と÷だけが続いているところは、順番を変えてもかまわないので
$$33÷3×5-22÷2×4$$
先に÷を計算します。
$$=11×5-11×4$$
$$=55-44$$
$$=11$$
$$(116) {93-(93-39)÷9}÷3-19= ▭ (浦和実業2020年)[33]$$
小カッコの中から計算していきます。
$${93-54÷9}÷3-19$$
中カッコは小カッコになおします。カッコの中の÷を計算します。
$$=(93-6)÷3-19$$
$$=87÷3-19$$
÷を先に計算します。
$$=29-19$$
$$=10$$
$$(117) (1.11+0.79+0.14)÷0.68= ▭ (浦和実業2020年)[33]$$
ふつう計算問題は分数で進めますが、これは小数のままの方がよさそうです。
カッコの中の+から計算していきます。
$$(1.9+0.14)÷0.68$$
$$=2.04÷0.68$$
$$=2.04÷0.68$$
$$=3$$
$$(118) 21÷15×20÷7×5÷4= ▭ (浦和実業2020年)[33]$$
÷のうしろの数は分母、×のうしろの数は分子にして、全体を分数にまとめましょう。このとき分母にした÷は×になおします。
$$\frac {21×20×5}{15×7×4}$$
約分しながら計算を進めます。
$$=\frac {3×4×5}{3×1×4}$$
$$=\frac {1×1×5}{1×1×1}$$
$$=\frac {5}{1}$$
$$=5$$
$$(119) 3\frac {1}{3}÷1\frac {2}{3}-1\frac {2}{3}÷1\frac {1}{3}= ▭ (浦和実業2020年)[33]$$
帯分数を過分数になおします。計算はほとんどが過分数でやったほうが楽です。
$$=\frac {10}{3}÷\frac {5}{3}-\frac {5}{3}÷\frac {4}{3}$$
÷を×になおします。÷のうしろの分数の分母と分子を入れかえればよいですね。
$$=\frac {10}{3}×\frac {3}{5}-\frac {5}{3}×\frac {3}{4}$$
約分しながら、2つの×を計算していきます。
$$=\frac {2}{1}×\frac {1}{1}-\frac {5}{1}×\frac {1}{4}$$
$$=2-\frac {5}{4}$$
$$=\frac {8}{4}-\frac {5}{4}$$
$$=\frac {3}{4}$$
$$(120) 2.19+4.38+6.57+8.76= ▭ (浦和実業2020年)[33]$$
全部たし算なので、足しやすそうな順番に足していきます。
$$2.19+8.76+4.38+6.57$$
$$=10.95+10.95$$
$$=21.9$$
$$(121) 5+3×10-6÷2= ▭ (聖園女学院2020年)[34]$$
×と÷を先に計算します。
$$5+30-3$$
$$=35-3$$
$$=32$$
$$(122) {24-15÷(11-8)}×2+5 = ▭ (聖園女学院2020年)[34]$$
小カッコの中の-を計算します。
$${24-15÷3}×2+5 $$
中カッコの中の÷を計算します。中カッコの中の小カッコがなくなっているので、中カッコを小カッコになおします。
$$=(24-5)×2+5 $$
カッコの中の-を計算します。
$$=19×2+5 $$
×を計算します。
$$=38+5 $$
$$=43$$
$$(123) 43×16+43×13+57×12+57×17 = ▭ (聖園女学院2020年)[34]$$
43と57が2回ずつ出てきていることに注目します。分配法則を利用して、43と57でまとめます。
$$43×(16+13)+57×(12+17)$$
$$=43×29+57×29$$
今度は29が2回出てきました。43と57の両方に29がかけられています。29でまとめます。
$$=29×(43+57)$$
$$=29×100$$
$$=2900$$
$$(124) 2.71×6.4-27.1÷50-12×0.271 = ▭ (聖園女学院2020年)[34]$$
271という数字の列に注目します。その中で1番小さい0.271でまとめたいのですが、÷50がじゃまなので、逆数にして×になおします。
$$2.71×6.4-27.1×\frac {1}{50}-12×0.271$$
$$=2.71×6.4-27.1×0.02-12×0.271$$
0.271にそろえるために、小数点の位置をうごかします。2.71を0.271にするために、0.1をかけて、その分あとで×10をします。
$$=2.71×0.1×10×6.4-27.1×0.02-12×0.271$$
$$=0.271×64-27.1×0.02-12×0.271$$
同じように27.1を0.271にするために、0.01をかけて、その分あとで×100をします。
$$=0.271×64-27.1×0.01×100×0.02-12×0.271$$
$$=0.271×64-0.271×2-12×0.271$$
×でつながっているところは、1つのカタマリとして考えます。これで3つのカタマリ全部に×0.271ができました。これを分配法則を利用してまとめます。
$$=0.271×(64-2-12)$$
$$=0.271×50$$
$$=13.55$$
$$(125) {4.2+(1\frac {4}{5}-0.25)×\frac {12}{5}}÷12 = ▭ (聖園女学院2020年)[34]$$
小数を分数にします。0.25は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$${\frac {42}{10}+(1\frac {4}{5}-\frac {1}{4})×\frac {12}{5}}÷12 $$
帯分数を過分数になおします。約分できる分数は約分しておきます。
$$={\frac {21}{5}+(\frac {9}{5}-\frac {1}{4})×\frac {12}{5}}÷12 $$
小カッコの中の-を通分して計算します。
$$={\frac {21}{5}+(\frac {9}{5}-\frac {1}{4})×\frac {12}{5}}÷12 $$
$$={\frac {21}{5}+(\frac {36}{20}-\frac {5}{20})×\frac {12}{5}}÷12 $$
$$={\frac {21}{5}+\frac {31}{20}×\frac {12}{5}}÷12 $$
×を計算します。
$$={\frac {21}{5}+\frac {31}{5}×\frac {3}{5}}÷12 $$
$$={\frac {21}{5}+\frac {93}{25}}÷12 $$
中カッコの中を通分して計算します。
$$={\frac {105}{25}+\frac {93}{25}}÷12 $$
$$=\frac {198}{25}÷12 $$
÷12を逆数にして、×になおします。
$$=\frac {198}{25}×\frac {1}{12}$$
$$=\frac {33}{25}×\frac {1}{2}$$
$$=\frac {33}{50}$$
$$(126) 101-(75-3× ▭ )=53(聖園女学院2020年)[34]$$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(75-3× ▭ )=101-53$$
$$75-3× ▭ =48$$
$$3× ▭ =75-48$$
$$3× ▭ =27$$
$$▭ =9$$
$$(127) (65-5×11+14)÷8= ▭ (東京純心2020年)[34]$$
カッコの中のかけ算から計算します。
$$(65-5×11+14)÷8$$
$$=(65-55+14)÷8$$
$$=(24)÷8$$
$$=3$$
$$(128) 1\frac {1}{13}×1\frac {5}{21}+5\frac {5}{6}÷2\frac {1}{2}= ▭ (東京純心2020年)[34]$$
帯分数を過分数になおします。
$$\frac {14}{13}×\frac {26}{21}+\frac {35}{6}÷\frac {5}{2}$$
÷を×になおします。
$$=\frac {14}{13}×\frac {26}{21}+\frac {35}{6}×\frac {2}{5}$$
約分しながら、2つの×を計算します。
$$=\frac {2}{1}×\frac {2}{3}+\frac {7}{3}×\frac {1}{1}$$
$$=\frac {4}{3}+\frac {7}{3}$$
$$=\frac {11}{3}$$
$$=3\frac {2}{3}$$
$$(129) 40÷(2× ▭ -7)+12÷6=10 (東京純心2020年)[34]$$
2つ目の÷を先にすませておきます。
$$40÷(2× ▭ -7)+2=10$$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$40÷(2× ▭ -7)=10-2$$
$$40÷(2× ▭ -7)=8$$
$$(2× ▭ -7)=40÷8$$
$$2× ▭ -7=5$$
$$2× ▭ =5+7$$
$$2× ▭ =12$$
$$▭ =6$$
$$(130) 8.75-6.25+{ ▭ -(5.3-3.8)}=4.7 (東京純心2020年)[34]$$
小カッコの中の-を計算します。小カッコがなくなるので、中カッコを小カッコになおします。
$$8.75-6.25+( ▭ -1.5)=4.7 $$
=の左側が+と-だけになったので、順番を変えてもかまいません。小カッコも必要ありません。
$$8.75-6.25-1.5+ ▭ =4.7 $$
最初の2つの-を計算しておきます。
$$1+ ▭ =4.7 $$
$$▭ =3.7 $$
$$(131) 30×2÷5×{(4-1)×5+2}= ▭ (千葉日大第一2020年)[34]$$
最初の×と÷、そして小カッコの中の-を計算します。小カッコがなくなるので、中カッコを小カッコになおします。
$$12×(3×5+2)$$
$$=12×(15+2)$$
$$=12×17$$
$$=204$$
$$(132) 57÷2\frac {5}{7}-4\frac {2}{5}×(\frac {3}{11}+\frac {1}{2})= ▭ (千葉日大第一)[34]$$
帯分数を過分数になおします。
$$57÷\frac {19}{7}-\frac {22}{5}×(\frac {3}{11}+\frac {1}{2})$$
÷を×になおし、カッコの中を通分します。
$$=57×\frac {7}{19}-\frac {22}{5}×(\frac {6}{22}+\frac {11}{22})$$
最初の×とカッコの中の+を計算します。
$$=\frac {7×57}{19}-\frac {22}{5}×\frac {17}{22}$$
$$=\frac {7×3}{1}-\frac {22}{5}×\frac {17}{22}$$
$$=21-\frac {22}{5}×\frac {17}{22}$$
×を計算します。
$$=21-\frac {1}{5}×\frac {17}{1}$$
$$=21-\frac {17}{5}$$
$$=\frac {105}{5}-\frac {17}{5}$$
$$=\frac {88}{5}$$
$$=17\frac {3}{5}$$
$$(133) 200×505+170×2020-140×1010= ▭ (千葉日大第一2020年)[34]$$
無理やり計算してもよいですが、1010という数に気付くことができれば、工夫してうまく計算できます。1010を作るために、もとの数を×の形に分解します。
$$100×2×505+170×2×1010-140×1010$$
$$=100×1010+340×1010-140×1010$$
ここから1010でまとめます。
$$=(100+340-140)×1010$$
$$=(300)×1010$$
$$=303000$$
$$(134) \frac {1}{1×2}+\frac {1}{2×3}+\frac {1}{3×4}+\frac {1}{4×5}+\frac {1}{5×6}= ▭ (千葉日大第一2020年)[34]$$
部分分数分解といわれるものです。
\frac {1}{1×2}=\frac {1}{1}-\frac {1}{2}
\frac {1}{2×3}=\frac {1}{2}-\frac {1}{3}
\frac {1}{3×4}=\frac {1}{3}-\frac {1}{4}
\frac {1}{4×5}=\frac {1}{4}-\frac {1}{5}
\frac {1}{5×6}=\frac {1}{5}-\frac {1}{6}
であることを使うと、もとの式を下のように書きかえることができます。
$$\frac {1}{1}-\frac {1}{2}+\frac {1}{2}-\frac {1}{3}+\frac {1}{3}-\frac {1}{4}+\frac {1}{4}-\frac {1}{5}+\frac {1}{5}-\frac {1}{6}$$
+と-で同じ分数が出てきます。となり同士がきえて、最初と最後だけがのこります。
$$=\frac {1}{1}-\frac {1}{6}$$
$$=\frac {5}{6}$$
$$(135) 3×14-35÷5= ▭ (湘南学園2020年)[34] $$
×と÷を先に計算します。
$$42-7$$
$$35$$
$$(136) 6.4-8.4÷2.4×1.4= ▭ (湘南学園2020年)[34]$$
÷を先に計算します。2.4×1.4をしないように注意してください。
$$6.4-3.5×1.4$$
$$=6.4-4.9$$
$$=2.4-0.9$$
$$=1.5$$
$$(137) (2\frac {2}{3}-2.4)×(0.5+\frac {1}{8})= ▭ (湘南学園2020年)[34]$$
帯分数を過分数になおします。また小数を分数になおします。
$$(\frac {8}{3}-\frac {12}{5})×(\frac {1}{2}+\frac {1}{8})$$
2つのカッコの中を通分します。
$$=(\frac {40}{15}-\frac {36}{15})×(\frac {4}{8}+\frac {1}{8})$$
$$=\frac {4}{15}×\frac {5}{8}$$
約分しながら×を計算します。
$$=\frac {1}{3}×\frac {1}{2}$$
$$=\frac {1}{6}$$
$$(138) (1\frac {13}{40}+ ▭ )×\frac {8}{9}-\frac {2}{5}=1(湘南学園2020年)[34]$$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(1\frac {13}{40}+ ▭ )×\frac {8}{9}=1+\frac {2}{5}$$
$$(1\frac {13}{40}+ ▭ )×\frac {8}{9}=\frac {7}{5}$$
$$(1\frac {13}{40}+ ▭ )=\frac {7}{5}÷\frac {8}{9}$$
=の左側全体がカッコになったので、カッコをなくします。÷は×になおします。帯分数を過分数にしておきます。
$$\frac {53}{40}+ ▭ =\frac {7}{5}×\frac {9}{8}$$
$$\frac {53}{40}+ ▭ =\frac {63}{40}$$
$$ ▭ =\frac {10}{40}$$
$$ ▭ =\frac {1}{4}$$
$$(139) [80-{(12+6)×5÷3+8}]÷7+2 = ▭ (江戸川女子2020年)[34]$$
小カッコ→中カッコ→大カッコの順に解いていきます。
$$[80-{18×5÷3+8}]÷7+2 $$
$$=[80-{30+8}]÷7+2 $$
$$=[80-38]÷7+2 $$
$$=42÷7+2 $$
$$=6+2 $$
$$=8$$
$$(140) (3-5÷2\frac {2}{3})÷1.125 = ▭ (江戸川女子2020年)[34]$$
帯分数を過分数になおし、小数を分数になおします。1.125は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$(3-5÷\frac {8}{3})÷\frac {9}{8}$$
×を÷になおします。
$$=(3-5×\frac {3}{8})×\frac {8}{9}$$
カッコの中の×から計算します。
$$=(3-\frac {15}{8})×\frac {8}{9}$$
$$=(\frac {24}{8}-\frac {15}{8})×\frac {8}{9}$$
$$=\frac {9}{8}×\frac {8}{9}$$
$$=1$$
$$(141) \frac {5}{8}×( ▭ -1)+\frac {2}{5}=\frac {13}{20} (江戸川女子2020年)[34]$$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$\frac {5}{8}×( ▭ -1)=\frac {13}{20}-\frac {2}{5} $$
$$\frac {5}{8}×( ▭ -1)=\frac {13}{20}-\frac {8}{20} $$
$$\frac {5}{8}×( ▭ -1)=\frac {5}{20}$$
$$\frac {5}{8}×( ▭ -1)=\frac {1}{4}$$
$$( ▭ -1)=\frac {1}{4}÷\frac {5}{8}$$
$$ ▭ -1=\frac {1}{4}×\frac {8}{5}$$
$$ ▭ -1=\frac {2}{5}$$
$$ ▭ =1\frac {2}{5}$$
$$(142) 37×26+16×33+33×34+24×37= ▭ (日大藤沢2020年)[35]$$
×でつながっている所はひとカタマリと考えます。
$$(37×26)+(16×33)+(33×34)+(24×37)$$
37があるカタマリと33のあるカタマリに分けて、分配法則を利用してまとめなおします。
$$=(26×37)+(24×37)+(16×33)+(34×33)$$
$$=(26+24)×37+(16+34)×33$$
$$=50×37+50×33$$
$$=50×(37+33)$$
$$=50×70$$
$$=3500$$
$$(143) (\frac {12}{5}+\frac {4}{3})÷2\frac {4}{5}-\frac {2}{3}= ▭ (日大藤沢2020年)[35]$$
カッコの中を通分し、帯分数を過分数になおします。
$$(\frac {36}{15}+\frac {20}{15})÷\frac {14}{5}-\frac {2}{3}$$
カッコの中を計算し、÷を×になおします。
$$=\frac {56}{15}×\frac {5}{14}-\frac {2}{3}$$
約分しながら×を計算します。
$$=\frac {4}{3}×\frac {1}{1}-\frac {2}{3}$$
$$=\frac {4}{3}-\frac {2}{3}$$
$$=\frac {2}{3}$$
$$(144) \frac {35}{3}×( ▭ ×1.4+ ▭ ÷\frac {1}{2}+20)÷\frac {7}{60}=2020 (▭ には同じ数字が入ります)(日大藤沢2020年)[35]$$
このくらいの偏差値の学校にしてはむつかしい問題です。先に準備をします。小数を分数にし、わり算をかけ算にします。
$$\frac {35}{3}×( ▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20)×\frac {60}{7}=2020 $$
カッコの外の2つの×を逆算します。ここでは2つまとめて計算します。
$$( ▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20)=2020÷\frac {35}{3}÷\frac {60}{7}$$
÷を×になおします。
$$( ▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20)=2020×\frac {3}{35}×\frac {7}{60}$$
=の右側を約分しながら計算します。
$$( ▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20)=2020×\frac {1}{5}×\frac {1}{20}$$
$$( ▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20)=101×\frac {1}{5}×\frac {1}{1}$$
$$▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20=\frac {101}{5}$$
$$▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}+20=20\frac {1}{5}$$
$$▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}=20\frac {1}{5}-20$$
$$▭ ×\frac {7}{5}+ ▭ ×\frac {2}{1}=\frac {1}{5}$$
▭ には同じ数がはいるので、分配法則を利用してまとめます。
$$▭ ×(\frac {7}{5}+\frac {2}{1})=\frac {1}{5}$$
$$▭ ×\frac {17}{5}=\frac {1}{5}$$
$$▭=\frac {1}{5}÷\frac {17}{5}$$
$$▭=\frac {1}{5}×\frac {5}{17}$$
$$▭=\frac {1}{17}$$
$$(145) 36分36秒= ▭ 時間(日大藤沢2020年)[35]$$
36秒を分になおします。秒を60で割ると分になります。
$$36秒= \frac {36}{60}分=\frac {3}{5}分$$
今度は分を時間になおします。分を60で割ると時間になります。
$$36\frac {3}{5}分÷60=\frac {183}{5}×\frac {1}{60}$$
約分しながら計算します。
$$=\frac {61}{5}×\frac {1}{20}$$
$$=\frac {61}{100}$$
小数で答えてもよいです。
$$=0.61$$
$$(146) \frac {1}{12}+\frac {1}{20}+\frac {1}{30}+\frac {1}{42}+\frac {1}{56}+\frac {1}{72}= ▭ (日大藤沢2020年)[35]$$
部分分数分解を利用して解く問題です。このまま通分して解くのは大変すぎるので、なにか工夫が必要だろうと考えます。
たとえば
\frac {1}{12}=\frac {1}{3×4}=\frac {1}{3}-\frac {1}{4}
であることを利用して、もとの式を全部書きかえます。
$$\frac {1}{3×4}+\frac {1}{4×5}+\frac {1}{5×6}+\frac {1}{6×7}+\frac {1}{7×8}+\frac {1}{8×9}$$
$$=\frac {1}{3}-\frac {1}{4}+\frac {1}{4}-\frac {1}{5}+\frac {1}{5}-\frac {1}{6}+\frac {1}{6}-\frac {1}{7}+\frac {1}{7}-\frac {1}{8}+\frac {1}{8}-\frac {1}{9}$$
最初と最後以外の式は、+と-で消えてしまいます。
$$=\frac {1}{3}-\frac {1}{9}$$
$$=\frac {2}{9}$$
$$(147) \frac {3}{4}÷(0.25+0.125)÷5\frac {1}{3}= ▭ (大妻多摩2020年)[35]$$
小数を分数になおします。0.25と0.125は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$\frac {3}{4}÷(\frac {1}{4}+\frac {1}{8})÷5\frac {1}{3}$$
帯分数を過分数になおします。
$$=\frac {3}{4}÷(\frac {1}{4}+\frac {1}{8})÷\frac {16}{3}$$
カッコの中を通分して計算します。
$$=\frac {3}{4}÷(\frac {2}{8}+\frac {1}{8})÷\frac {16}{3}$$
$$=\frac {3}{4}÷\frac {3}{8}÷\frac {16}{3}$$
÷を×になおします。
$$=\frac {3}{4}×\frac {8}{3}×\frac {3}{16}$$
約分しながら2つの×を計算します。
$$=\frac {3}{4}×\frac {1}{1}×\frac {1}{2}$$
$$=\frac {3}{8}$$
$$(148) 1-{3-(1\frac {2}{3}+\frac {3}{4})÷\frac {5}{6}}= ▭ (大妻多摩2020年)[35]$$
小カッコの中の+から計算します。
$$1-{3-(\frac {5}{3}+\frac {3}{4})÷\frac {5}{6}}$$
$$=1-{3-(\frac {20}{12}+\frac {9}{12})÷\frac {5}{6}}$$
$$=1-{3-\frac {29}{12}×\frac {6}{5}}$$
$$=1-{3-\frac {29}{2}×\frac {1}{5}}$$
$$=1-{3-\frac {29}{10}}$$
のこりは小数で計算した方がうまくいきそうです。
$$=1-{3-2.9}$$
$$=1-0.1$$
$$=0.9$$
$$(149) (\frac {11}{18}+\frac {8}{9})÷ ▭ -\frac {1}{12}=0.75 (大妻多摩2020年)[35]$$
カッコの中を通分し計算します。小数は分数になおしておきます。0.75は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$(\frac {11}{18}+\frac {16}{18})÷ ▭ -\frac {1}{12}=\frac {3}{4}$$
$$\frac {27}{18}÷ ▭ -\frac {1}{12}=\frac {3}{4}$$
$$\frac {3}{2}÷ ▭ -\frac {1}{12}=\frac {3}{4}$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$\frac {3}{2}÷ ▭ =\frac {3}{4}+\frac {1}{12}$$
$$\frac {3}{2}÷ ▭ =\frac {9}{12}+\frac {1}{12}$$
$$\frac {3}{2}÷ ▭ =\frac {10}{12}$$
$$\frac {3}{2}÷ ▭ =\frac {5}{6}$$
$$▭ =\frac {3}{2}÷\frac {5}{6}$$
$$▭ =\frac {3}{2}×\frac {6}{5}$$
$$▭ =\frac {3}{1}×\frac {3}{5}$$
$$▭ =\frac {9}{5}$$
$$▭ =1\frac {4}{5}$$
$$(150) 3.625÷(5\frac {3}{5}+2×3)+\frac {9}{4}×\frac {3}{4}= ▭ (光塩2020年)[35]$$
小数を分数になおします。0.625は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】 また帯分数は過分数になおしておきます。
$$3\frac {5}{8}÷(\frac {28}{5}+2×3)+\frac {9}{4}×\frac {3}{4}$$
$$=\frac {29}{8}÷(\frac {28}{5}+2×3)+\frac {9}{4}×\frac {3}{4}$$
カッコの中の×と最後の×を計算します。
$$=\frac {29}{8}÷(\frac {28}{5}+6)+\frac {27}{16}$$
$$=\frac {29}{8}÷\frac {58}{5}+\frac {27}{16}$$
$$=\frac {29}{8}×\frac {5}{58}+\frac {27}{16}$$
$$=\frac {1}{8}×\frac {5}{2}+\frac {27}{16}$$
$$=\frac {5}{16}+\frac {27}{16}$$
$$=\frac {32}{16}$$
$$=2$$
$$(151) 1-(2-\frac {1}{3})×(4-\frac {1}{5})÷6\frac {1}{3}= ▭ (光塩2020年)[35]$$
帯分数を過分数になおし、÷を×になおします。カッコの中の計算も同時に進めておきます。
$$1-(\frac {5}{3})×(\frac {19}{5})÷\frac {19}{3}$$
$$=1-\frac {5}{3}×\frac {19}{5}×\frac {3}{19}$$
約分しながら計算を進めます。
$$=1-\frac {1}{1}×\frac {1}{1}×\frac {1}{1}$$
$$=0$$
$$(152) (1+5× ▭ )×(13.567+6.433)-1=3×673 (光塩2020年)[35]$$
2つ目のカッコの中の+と、最後のかけ算をすませておきます。
$$(1+5× ▭ )×20-1=2019$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(1+5× ▭ )×20=2020$$
$$(1+5× ▭ )=2020÷20$$
$$1+5× ▭ =101$$
$$5× ▭ =100$$
$$▭ =20$$
$$(153) 0.48+(\frac {9}{25}+1\frac {3}{5}×0.25)÷\frac {1}{2}= ▭ (桜美林2020年)[36]$$
帯分数を過分数に、小数を分数に、÷を×になおします。
$$\frac {24}{50}+(\frac {9}{25}+\frac {8}{5}×\frac {1}{4})×\frac {2}{1}$$
カッコの中から計算していきます。×を+より先に計算します。
$$=\frac {24}{50}+(\frac {9}{25}+\frac {2}{5})×\frac {2}{1}$$
$$=\frac {24}{50}+(\frac {9}{25}+\frac {10}{25})×\frac {2}{1}$$
$$=\frac {24}{50}+\frac {19}{25}×\frac {2}{1}$$
$$=\frac {24}{50}+\frac {38}{25}$$
$$=\frac {24}{50}+\frac {76}{50}$$
$$=2$$
$$(154) (1\frac {1}{3}+2)×3÷( ▭ +1\frac {2}{3})=4(桜美林2020年)[36]$$
帯分数を過分数になおしてから計算を進めます。
$$(\frac {4}{3}+2)×3÷( ▭ +\frac {5}{3})=4$$
÷より前の部分の計算をすませておきます。
$$(\frac {10}{3})×3÷( ▭ +\frac {5}{3})=4$$
$$10÷( ▭ +\frac {5}{3})=4$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$( ▭ +\frac {5}{3})=10÷4$$
$$ ▭ +\frac {5}{3}=\frac {5}{2}$$
$$ ▭=\frac {5}{2}-\frac {5}{3}$$
$$ ▭=\frac {15}{6}-\frac {10}{6}$$
$$ ▭=\frac {5}{6}$$
$$(155) 11-9÷2+4×3+2 = ▭ (日大豊山2020年)[36]$$
÷と×の計算を先にします。この問題では分数ではなく、小数で進めていきます。
$$11-4.5+12+2 $$
$$=6.5+14 $$
$$=20.5 $$
$$(156) 2-\frac {1}{3}+\frac {5}{2}+\frac {4}{7}-\frac {1}{5} = ▭ (日大豊山2020年)[36]$$
全体を通分します。分母の3と2と7と5の最小公倍数の210で通分します。2,3,5,7が全部素数なので、全部をかけたものが最小公倍数になります。
$$=\frac {420}{210}-\frac {70}{210}+\frac {525}{210}+\frac {120}{210}-\frac {42}{210} $$
$$=\frac {350}{210}+\frac {645}{210}-\frac {42}{210} $$
$$=\frac {350}{210}+\frac {603}{210}$$
$$=\frac {953}{210}$$
$$=4\frac {113}{210}$$
$$(157) 4×(\frac {2}{5}+\frac {3}{4}-\frac {1}{2})+4 = ▭ (日大豊山2020年)[36]$$
カッコの中を通分して計算します。
$$4×(\frac {8}{20}+\frac {15}{20}-\frac {10}{20})+4 $$
$$=4×\frac {13}{20}+4$$
×から先に計算します。
$$=\frac {13}{5}+4$$
$$=2\frac {3}{5}+4$$
$$=6\frac {3}{5}$$
$$(158) 19+20+21+22+23+24+25+26+27+28+29+30+31 = ▭ (日大豊山2020年)[36]$$
19から31までの等差数列の和の計算になります。全部で13個の数字を足すことになります。最初と最後の数字を足して、数字の個数(13個)をかけて、最後に2で割ります。
このやり方を覚えていない生徒には面倒に感じるかもしれませんが、かならずこの計算方法をおぼえましょう。無理に全部足して計算してはいけません。
$$(19+31)×13÷2$$
$$=(50)×13÷2$$
$$=25×13$$
$$=325$$
$$(159) 2×78+11×39-14×39 = ▭ (日大豊山2020年)[36]$$
×でつながっている所はひとかたまりと考えます。つまり2×78と11×39と14×39のかたまりになります。39の入ったかたまりが2つありますね。また78を2で割ると39になります。ですから39でまとめていきます。
78=2×39なので
$$2×2×39+11×39-14×39 $$
$$=4×39+11×39-14×39 $$
$$=(4+11-14)×39$$
$$=(1)×39$$
$$=39$$
$$(160) {10.2-6+7×(3-2.1)}×4.2= ▭ (関東学院2020年)[36]$$
ふつう計算問題は分数にして進めていくのですが、これは小数のままのほうがうまくできそうです。小カッコの中から計算します。
$${10.2-6+7×(0.9)}×4.2$$
中カッコの中の×を計算します。小カッコは消し、中カッコは小カッコになおします。
$$=(10.2-6+6.3)×4.2$$
$$=10.5×4.2$$
$$=44.1$$
$$(161) {\frac {5}{4}-2×(\frac {11}{12}- ▭ )}÷1.2=0.625(関東学院2020年)[36]$$
小数を分数になおします。0.625は分数にすぐなおせるようにしましょう。→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$${\frac {5}{4}-2×(\frac {11}{12}- ▭ )}÷\frac {6}{5}=\frac {5}{8}$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$${\frac {5}{4}-2×(\frac {11}{12}- ▭ )}=\frac {5}{8}×\frac {6}{5}$$
最後の×を計算します。また=の左側が中カッコだけになったので、中カッコを消します。
$$\frac {5}{4}-2×(\frac {11}{12}- ▭ )=\frac {3}{4}$$
逆算なので、カッコの外の-から計算します。
$$2×(\frac {11}{12}- ▭ )=\frac {5}{4}-\frac {3}{4}$$
$$2×(\frac {11}{12}- ▭ )=\frac {1}{2}$$
$$(\frac {11}{12}- ▭ )=\frac {1}{2}÷2$$
$$\frac {11}{12}- ▭ =\frac {1}{4}$$
$$▭ =\frac {11}{12}-\frac {1}{4}$$
$$▭ =\frac {11}{12}-\frac {3}{12}$$
$$▭ =\frac {8}{12}$$
$$▭ =\frac {2}{3}$$
$$(162) 6÷ ▭ +( ▭ +9)÷ ▭ =6 ( ▭ には同じ数が入ります)(関東学院2020年)[36]$$
しっかり計算で解こうとすると難しい問題です。答えが6なので、 ▭ には整数が入りそうだと予想を立てて、思い付く整数を入れてみましょう。6を割り切れる数がよさそうです。
たとえば1を ▭ に入れるとどうなるでしょうか。
$$6÷1+( 1 +9)÷ 1=6+10=16 $$
16になってしまうので、うまくいきません。6にならないといけませんね。
では2を ▭ に入れるとどうなるでしょうか。
$$6÷2+( 2 +9)÷ 2=3+\frac {11}{2}=\frac {17}{2} $$
分数になってしまうので、うまくいきません。
では3を ▭ に入れるとどうなるでしょうか。
$$6÷3+( 3 +9)÷ 3=2+12÷3=2+4=6$$
うまくいきましたね。答えは3です。
$$(163) 5-\frac {3}{7}÷(3.4-2.8)×5\frac {1}{4}= ▭ (山脇2020年)[37]$$
帯分数を過分数になおします。カッコの中の計算をすませておきます。
$$5-\frac {3}{7}÷\frac {3}{5}×\frac {21}{4}$$
÷と×を一気に進めます。÷のうしろの分数は分母と分子を入れかえ×になおします。
$$=5-\frac {3×5×21}{7×3×4}$$
約分します。
$$=5-\frac {1×5×3}{1×1×4}$$
$$=5-\frac {15}{4}$$
$$=\frac {5}{4}$$
$$=1\frac {1}{4}$$
$$(164) (\frac {2}{3}- ▭ )×1\frac {1}{2}+\frac {1}{4}=\frac {13}{20} (山脇2020年)[37]$$
帯分数を過分数になおします。
$$(\frac {2}{3}- ▭ )×\frac {3}{2}+\frac {1}{4}=\frac {13}{20} $$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(\frac {2}{3}- ▭ )×\frac {3}{2}=\frac {13}{20}-\frac {1}{4} $$
$$(\frac {2}{3}- ▭ )×\frac {3}{2}=\frac {8}{20}$$
$$(\frac {2}{3}- ▭ )=\frac {2}{5}÷\frac {3}{2}$$
$$\frac {2}{3}- ▭ =\frac {2}{5}×\frac {2}{3}$$
$$\frac {2}{3}- ▭ =\frac {4}{15}$$
$$▭ =\frac {2}{3}-\frac {4}{15}$$
$$▭ =\frac {6}{15}$$
$$▭ =\frac {2}{5}$$
$$(165) 1.9+6×9.1÷1.2-7= ▭ (穎明館2020年)[37]$$
×と÷から計算します。6×9.1÷1.2をするのですが、6×9.1よりも6÷1.2を先に計算した方が楽です。
このように×や÷が続く場合は、順番を変えて計算してかまいません。ただし×÷とその後ろの数字はセットなので、離してはいけません。
$$1.9+6÷1.2×9.1-7 $$
$$=1.9+5×9.1-7 $$
$$=1.9+45.5-7 $$
$$=1.9+38.5$$
$$=40.4$$
$$(166) \frac {5}{6}-\frac {2}{3}+\frac {1}{4}= ▭ (穎明館2020年)[37]$$
一気に通分します。
$$\frac {10}{12}-\frac {8}{12}+\frac {3}{12}$$
$$=\frac {10-8+3}{12}$$
$$=\frac {5}{12}$$
$$(167) (3-2\frac {3}{10}) ÷1.4-0.4+0.3÷\frac {1}{2}= ▭ (穎明館2020年)[37]$$
カッコの中の計算をすませ、小数は分数にしておきます。
$$\frac {7}{10} ÷\frac {7}{5}-\frac {2}{5}+\frac {3}{10}÷\frac {1}{2}$$
÷を×になおします。
$$=\frac {7}{10} ×\frac {5}{7}-\frac {2}{5}+\frac {3}{10}×\frac {2}{1}$$
2つの×を計算します。
$$=\frac {1}{2}-\frac {2}{5}+\frac {3}{5}$$
$$=\frac {5-4+6}{10}$$
$$=\frac {7}{10}$$
$$(168) 16×1.6+13×0.7+14÷\frac {10}{3}-12×0.8= ▭ (穎明館2020年)[37]$$
最初に見た時に、小数で進めればよいのか、分数で進めればよいのか、わかりにくい問題です。
ひとまず÷を×になおします。
$$16×1.6+13×0.7+14×\frac {3}{10}-12×0.8$$
こうすると分数を0.3にでき、全部小数で進めればよいとわかります。
$$=16×1.6+13×0.7+14×0.3-12×0.8$$
4つの×を計算します。
$$=25.6+9.1+4.2-9.6$$
$$=34.7+4.2-9.6$$
$$=29.3$$
$$(169) 3\frac {2}{5}×0.6-(7\frac {4}{25}-5.12)×\frac {2}{3}+\frac {8}{15}= ▭ (湘南白百合2020年)[37]$$
最初の帯分数を過分数になおします。カッコの中の小数は帯分数の分数になおします。
$$\frac {17}{5}×\frac {3}{5}-(7\frac {4}{25}-5\frac {12}{100})×\frac {2}{3}+\frac {8}{15}$$
カッコの中を計算します。
$$=\frac {17}{5}×\frac {3}{5}-(7\frac {4}{25}-5\frac {3}{25})×\frac {2}{3}+\frac {8}{15}$$
$$=\frac {17}{5}×\frac {3}{5}-2\frac {1}{25}×\frac {2}{3}+\frac {8}{15}$$
帯分数を過分数になおし、2つの×を計算します。
$$=\frac {51}{25}-\frac {51}{25}×\frac {2}{3}+\frac {8}{15}$$
$$=\frac {51}{25}-\frac {17}{25}×\frac {2}{1}+\frac {8}{15}$$
$$=\frac {51}{25}-\frac {34}{25}+\frac {8}{15}$$
$$=\frac {17}{25}+\frac {8}{15}$$
通分します。25と15の最小公倍数を分母にします。
$$=\frac {51}{75}+\frac {40}{75}$$
$$=\frac {91}{75}$$
$$=1\frac {16}{75}$$
$$(170) \frac {17}{65}:0.5=(7- ▭ ):13 (湘南白百合2020年)[37]$$
問題は比を使った式ですが、内項の積・外項の積が等しくなることを利用して、ふつうの式になおします。むつかしそうに感じるかもしれませんが、実はかんたんです。A:B=C:Dという形を、B×C=A×Dになおすだけです。
$$0.5×(7- ▭ )=\frac {17}{65}×13$$
=の右側を計算します。
$$0.5×(7- ▭ )=\frac {17}{5}$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(7- ▭ )=\frac {17}{5}÷0.5$$
$$7- ▭ =\frac {17}{5}÷\frac {1}{2}$$
$$7- ▭ =\frac {17}{5}×\frac {2}{1}$$
$$7- ▭ =\frac {34}{5}$$
$$▭ =7-\frac {34}{5}$$
$$▭ =\frac {1}{5}$$
$$(171) (3\frac {1}{4}+0.6÷3)÷3-1= ▭ (昭和女子大附属2020年)[37]$$
カッコの中の÷から計算します。
$$(3\frac {1}{4}+0.2)÷3-1$$
$$=(3\frac {1}{4}+\frac {1}{5})÷3-1$$
通分します。
$$=(3\frac {5}{20}+\frac {4}{20})÷3-1$$
$$=3\frac {9}{20}÷3-1$$
帯分数を過分数になおし、÷を×になおします。
$$=\frac {69}{20}×\frac {1}{3}-1$$
$$=\frac {23}{20}-1$$
$$=\frac {3}{20}$$
$$(172) 23×55+17×55-20×55= ▭ (昭和女子大附属2020年)[37]$$
×でつながっているところは1つのかたまりと考えます。全部のかたまりに×55があるので、分配法則を使って、式をまとめます。
$$(23+17-20)×55$$
カッコの中を先に計算して、最後に55をかけます。
$$=(20)×55$$
$$=1100$$
$$(173) {1-( ▭ -\frac {1}{4})÷\frac {2}{3}}×\frac {2}{3}=0.35(昭和女子大附属2020年)[37]$$
カッコの中の÷を×になおしておきます。小数を分数になおしておきます。
$${1-( ▭ -\frac {1}{4})×\frac {3}{2}}×\frac {2}{3}=\frac {35}{100}$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$${1-( ▭ -\frac {1}{4})×\frac {3}{2}}=\frac {35}{100}÷\frac {2}{3}$$
$$1-( ▭ -\frac {1}{4})×\frac {3}{2}=\frac {7}{20}×\frac {3}{2}$$
$$1-( ▭ -\frac {1}{4})×\frac {3}{2}=\frac {21}{40}$$
$$( ▭ -\frac {1}{4})×\frac {3}{2}=1-\frac {21}{40}$$
$$( ▭ -\frac {1}{4})×\frac {3}{2}=\frac {19}{40}$$
$$( ▭ -\frac {1}{4})=\frac {19}{40}÷\frac {3}{2}$$
$$ ▭ -\frac {1}{4}=\frac {19}{40}×\frac {2}{3}$$
$$ ▭ -\frac {1}{4}=\frac {19}{60}$$
$$ ▭=\frac {19}{60}+\frac {1}{4}$$
$$ ▭=\frac {34}{60}$$
$$ ▭=\frac {17}{30}$$
$$(174) \frac {1}{3}×{5÷(\frac {1}{2}-\frac {1}{7})}÷\frac {33}{2}-\frac {3}{11} = ▭ (カリタス2020年)[37]$$
小カッコの中から計算していきます。
$$\frac {1}{3}×{5÷(\frac {7}{14}-\frac {2}{14})}÷\frac {33}{2}-\frac {3}{11} $$
$$\frac {1}{3}×{5÷\frac {5}{14}}÷\frac {33}{2}-\frac {3}{11} $$
中カッコの中を計算します。
$$\frac {1}{3}×{5×\frac {14}{5}}÷\frac {33}{2}-\frac {3}{11} $$
$$\frac {1}{3}×14÷\frac {33}{2}-\frac {3}{11} $$
×÷を計算します。
$$\frac {1}{3}×14×\frac {2}{33}-\frac {3}{11} $$
$$\frac {1×14×2}{3×1×33}-\frac {3}{11} $$
$$\frac {28}{99}-\frac {3}{11} $$
$$\frac {28}{99}-\frac {27}{99} $$
$$\frac {1}{99}$$
$$(175) 2\frac {1}{4}÷1\frac {2}{3}-( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=1\frac {1}{5} (カリタス2020年)[37]$$
帯分数を過分数になおし、÷を×になおします。
$$\frac {9}{4}÷\frac {5}{3}-( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=\frac {6}{5} $$
$$\frac {9}{4}×\frac {3}{5}-( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=\frac {6}{5} $$
最初の×を先にすませておきます。
$$\frac {27}{20}-( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=\frac {6}{5} $$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=\frac {27}{20}-\frac {6}{5} $$
$$( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=\frac {27}{20}-\frac {24}{20} $$
$$( ▭ +\frac {123}{200})×\frac {10}{101}=\frac {3}{20}$$
$$( ▭ +\frac {123}{200})=\frac {3}{20}÷\frac {10}{101}$$
$$ ▭ +\frac {123}{200}=\frac {3}{20}×\frac {101}{10}$$
$$ ▭ +\frac {123}{200}=\frac {303}{200}$$
$$ ▭=\frac {303}{200}-\frac {123}{200}$$
$$ ▭=\frac {180}{200}$$
$$ ▭=\frac {9}{10}$$
$$(176) 2.8×(8.25÷3\frac {1}{7}-0.375)-2.79= ▭ (普連土2020年)[38]$$
小数と分数のどちらで計算を進めるか、まよう問題ですが、8.25と0.375は分数にしやすいので、とりあえずカッコの中を分数にしてみましょう。すぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$2.8×(8\frac {1}{4}÷3\frac {1}{7}-\frac {3}{8})-2.79$$
帯分数を過分数にし、÷を×になおします。
$$=2.8×(\frac {33}{4}÷\frac {22}{7}-\frac {3}{8})-2.79$$
$$=2.8×(\frac {33}{4}×\frac {7}{22}-\frac {3}{8})-2.79$$
$$=2.8×(\frac {3}{4}×\frac {7}{2}-\frac {3}{8})-2.79$$
$$=2.8×(\frac {21}{8}-\frac {3}{8})-2.79$$
$$=2.8×\frac {18}{8}-2.79$$
$$=2.8×\frac {9}{4}-2.79$$
$$=\frac {14}{5}×\frac {9}{4}-2.79$$
$$=\frac {126}{20}-2.79$$
$$=\frac {63}{10}-2.79$$
$$=6.3-2.79$$
$$=3.51$$
$$(177) 7÷{4-(2+ ▭ )×0.4}=3 (普連土2020年)[38]$$
簡単な逆算の問題です。逆算の順番が分からない人はこちら。
$${4-(2+ ▭ )×0.4}=7÷3 $$
$$4-(2+ ▭ )×0.4=\frac {7}{3} $$
$$(2+ ▭ )×0.4=4-\frac {7}{3} $$
$$(2+ ▭ )×0.4=\frac {5}{3} $$
0.4は分数にします。
$$(2+ ▭ )×\frac {2}{5}=\frac {5}{3} $$
$$(2+ ▭ )=\frac {5}{3} ÷\frac {2}{5}$$
$$2+ ▭ =\frac {5}{3} ×\frac {5}{2}$$
$$2+ ▭ =\frac {25}{6} $$
$$▭ =\frac {25}{6} -2$$
$$▭ =\frac {13}{6} $$
$$▭ =2\frac {1}{6} $$
$$(178) 9876+8765+7654-6543-5432-4321= ▭ (普連土2020年)[38]$$
規則的に数字がならんでいるので、なにか工夫して、うまく解けないかと考えましょう。+と-しかないので、順番を変えてもかまいません。ただし+-とその後ろの数字はセットなので、バラバラにしてはいけません。
$$9876-6543+8765-5432+7654-4321$$
このように並べかえると解きやすくなります。
$$=3333+3333+3333$$
$$=9999$$
$$(179) 270÷(33-4×6)×6÷5= ▭ (東京女学館2020年)[38]$$
カッコの中の×から計算していきます。
$$270÷(33-24)×6÷5$$
$$=270÷9×6÷5$$
$$=30×6÷5$$
$$=30÷5×6$$
$$=36$$
$$(180) 1÷(1-\frac {3}{5})-0.5÷(\frac {1}{3}+\frac {1}{2})×4= ▭ (東京女学館2020年)[38]$$
最初のカッコの計算をすませます。小数を分数にします。2つ目のカッコの中を通分します。これを一気にやってみます。
$$1÷\frac {2}{5}-\frac {1}{2}÷(\frac {2}{6}+\frac {3}{6})×4$$
カッコの中の+をすませ、÷を×になおします。
$$1÷\frac {2}{5}-\frac {1}{2}÷\frac {5}{6}×4$$
$$1×\frac {5}{2}-\frac {1}{2}×\frac {6}{5}×4$$
$$\frac {5}{2}-\frac {1}{1}×\frac {3}{5}×4$$
$$\frac {5}{2}-\frac {12}{5}$$
通分します。
$$\frac {25}{10}-\frac {24}{10}$$
$$\frac {1}{10}$$
$$(181) 0.25×200-1.4× ▭ -48÷1\frac {1}{7}=1 (東京女学館2020年)[38]$$
小数を分数になおし、帯分数を過分数になおします。
$$\frac {1}{4}×200-\frac {7}{5}× ▭ -48÷\frac {8}{7}=1$$
×と÷の計算をすませておきます。
$$50-\frac {7}{5}× ▭ -48×\frac {7}{8}=1$$
$$50-\frac {7}{5}× ▭ -42=1$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$50-\frac {7}{5}× ▭=1+42$$
$$50-\frac {7}{5}× ▭=43$$
$$\frac {7}{5}× ▭=50-43$$
$$\frac {7}{5}× ▭=7$$
$$▭=7÷\frac {7}{5}$$
$$▭=7×\frac {5}{7}$$
$$▭=5$$
$$(182) {(3.25+0.75÷\frac {2}{3})×0.2- ▭ }÷2=0.125 (東京女学館2020年)[38]$$
小数を分数になおします。3.25、0.75、0.125をすぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$${(3\frac {1}{4}+\frac {3}{4}÷\frac {2}{3})×\frac {1}{5}- ▭ }÷2=\frac {1}{8}$$
$${(\frac {13}{4}+\frac {3}{4}×\frac {3}{2})×\frac {1}{5}- ▭ }÷2=\frac {1}{8}$$
小カッコの中の計算をすませておきます。
$${(\frac {13}{4}+\frac {9}{8})×\frac {1}{5}- ▭ }÷2=\frac {1}{8}$$
$${(\frac {26}{8}+\frac {9}{8})×\frac {1}{5}- ▭ }÷2=\frac {1}{8}$$
$${\frac {35}{8}×\frac {1}{5}- ▭ }÷2=\frac {1}{8}$$
$${\frac {7}{8}- ▭ }÷2=\frac {1}{8}$$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$${\frac {7}{8}- ▭ }=\frac {1}{8}×2$$
$$\frac {7}{8}- ▭ =\frac {1}{4}$$
$$▭ =\frac {7}{8}-\frac {1}{4}$$
$$▭ =\frac {5}{8}$$
$$(183) 10-(2\frac {1}{4}×\frac {7}{9}-0.25)÷\frac {3}{14}= ▭ (田園調布学園2020年)[38]$$
帯分数を過分数になおします。小数を分数になおします。0.25をすぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$10-(\frac {9}{4}×\frac {7}{9}-\frac {1}{4})÷\frac {3}{14}$$
÷を×になおします。
$$=10-(\frac {9}{4}×\frac {7}{9}-\frac {1}{4})×\frac {14}{3}$$
カッコの中の×から計算します。
$$=10-(\frac {7}{4}-\frac {1}{4})×\frac {14}{3}$$
$$=10-(\frac {6}{4})×\frac {14}{3}$$
$$=10-\frac {3}{2}×\frac {14}{3}$$
$$=10-7$$
$$=3$$
$$(184) (4\frac {1}{2}- ▭ )÷2\frac {1}{2}=1\frac {1}{10} (田園調布学園2020年)[38]$$
帯分数を過分数になおします。
$$(\frac {9}{2}- ▭ )÷\frac {5}{2}=\frac {11}{10} $$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(\frac {9}{2}- ▭ )=\frac {11}{10}×\frac {5}{2} $$
$$\frac {9}{2}- ▭ =\frac {11}{4}$$
$$▭ =\frac {9}{2}-\frac {11}{4}$$
$$▭ =\frac {18}{4}-\frac {11}{4}$$
$$▭ =\frac {7}{4}$$
$$▭ =1\frac {3}{4}$$
$$(185) \frac {2}{3}+\frac {2}{15}+\frac {2}{35}= ▭ (星野学園2020年)[38]$$
まずは最初の2つの分数を通分してたしてみます。
$$\frac {10}{15}+\frac {2}{15}+\frac {2}{35}$$
$$=\frac {12}{15}+\frac {2}{35}$$
$$=\frac {4}{5}+\frac {2}{35}$$
残った分数を通分します。
$$=\frac {28}{35}+\frac {2}{35}$$
$$=\frac {30}{35}$$
$$=\frac {6}{7}$$
$$(186) 1\frac {2}{3}÷(\frac {7}{12}-\frac {3}{8}) = ▭ (星野学園2020年)[38]$$
帯分数を過分数になおします。
$$\frac {5}{3}÷(\frac {7}{12}-\frac {3}{8}) $$
カッコの中を通分して計算します。
$$=\frac {5}{3}÷(\frac {14}{24}-\frac {9}{24}) $$
$$=\frac {5}{3}÷\frac {5}{24} $$
÷を×になおします。
$$=\frac {5}{3}×\frac {24}{5} $$
$$=8 $$
$$(187) 1.2÷\frac {3}{4}-0.375×\frac {4}{5} = ▭ (星野学園2020年)[38]$$
小数を分数になおします。0.375をすぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$\frac {6}{5}÷\frac {3}{4}-\frac {3}{8}×\frac {4}{5} $$
÷を×になおします。
$$=\frac {6}{5}×\frac {4}{3}-\frac {3}{8}×\frac {4}{5} $$
2つの×を計算します。
$$=\frac {8}{5}-\frac {3}{10} $$
$$=\frac {16}{10}-\frac {3}{10} $$
$$=\frac {13}{10}$$
$$=1\frac {3}{10}$$
$$(188) (2\frac {1}{2}- ▭ ÷2\frac {2}{7})÷\frac {3}{8}=2 (星野学園2020年)[38]$$
帯分数を過分数になおします。
$$(\frac {5}{2}- ▭ ÷\frac {16}{7})÷\frac {3}{8}=2 $$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(\frac {5}{2}- ▭ ÷\frac {16}{7})=2×\frac {3}{8} $$
$$\frac {5}{2}- ▭ ÷\frac {16}{7}=\frac {3}{4} $$
$$▭ ÷\frac {16}{7}=\frac {5}{2}-\frac {3}{4} $$
$$▭ ÷\frac {16}{7}=\frac {7}{4}$$
$$▭=\frac {7}{4}×\frac {16}{7}$$
約分します。
$$▭=\frac {1}{1}×\frac {4}{1}$$
$$▭=4$$
$$(189) 15÷3×9+(72÷3-17)×8= ▭ (清泉女学院2020年)[38]$$
最初の÷と、カッコの中の÷を計算します。
$$5×9+(24-17)×8$$
最初の×とカッコの中の-を計算します。
$$=45+(7)×8$$
$$=45+56$$
$$=101$$
$$(190) 49÷2\frac {1}{3}+68×(\frac {13}{34}-\frac {6}{17})= ▭ (清泉女学院2020年)[38]$$
帯分数を過分数になおします。またカッコの中を通分しておきます。
$$49÷\frac {7}{3}+68×(\frac {13}{34}-\frac {12}{34})$$
÷を×になおします。またカッコの中の-を計算しておきます。
$$=49×\frac {3}{7}+68×\frac {1}{34}$$
約分します。
$$=7×\frac {3}{1}+2×\frac {1}{1}$$
$$=21+2$$
$$=23$$
$$(191) 4.56-4.1× ▭ +0.16=3.9 (清泉女学院2020年)[38]$$
×でつながっている4.1× ▭ は一つのカタマリと見て、最後に計算します。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$4.56-4.1× ▭=3.9-0.16 $$
$$4.56-4.1× ▭=3.74$$
$$4.1× ▭=4.56-3.74$$
$$4.1× ▭=0.82$$
$$▭=0.82÷4.1$$
$$▭=0.2$$
$$(192) ( ▭ -8)×1\frac {1}{4}-0.125×12=2\frac {1}{4} (清泉女学院2020年)[38]$$
帯分数を過分数になおします。また小数を分数になおします。0.125をすぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$( ▭ -8)×\frac {5}{4}-\frac {1}{8}×12=\frac {9}{4} $$
逆算を始める前に、2つ目の×を計算しておきます。
$$( ▭ -8)×\frac {5}{4}-\frac {3}{2}=\frac {9}{4} $$
ここから逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$( ▭ -8)×\frac {5}{4}=\frac {9}{4}+\frac {3}{2} $$
$$( ▭ -8)×\frac {5}{4}=\frac {15}{4}$$
$$( ▭ -8)=\frac {15}{4}÷\frac {5}{4}$$
$$ ▭ -8=\frac {15}{4}×\frac {4}{5}$$
$$ ▭ -8=3$$
$$ ▭=3+8$$
$$ ▭=11$$
$$(193) 0.3時間+35分+1634秒= ▭ 分(清泉女学院2020年)[38]$$
答えが ▭ 分なので、時間と秒を分になおしていきます。
$$0.3時間×60=18分$$
$$1634秒÷60=\frac {1634}{60}=27\frac {14}{60}分=27\frac {7}{30}$$
これを使ってもとの式を分にそろえます。
$$18分+35分+27\frac {7}{30}= 80\frac {7}{30}分$$
$$(194) 94-5×(23-63÷7) = ▭ (茗溪2020年)[38]$$
カッコの中の÷から計算していきます。
$$94-5×(23-9) $$
$$=94-5×14 $$
$$=94-70$$
$$=24$$
$$(195) 0.6+\frac {11}{4}÷3.3= ▭ (茗溪2020年)[38]$$
全体を分数にして計算するのがスムーズです。
$$\frac {3}{5}+\frac {11}{4}÷\frac {33}{10}$$
÷を×になおします。
$$=\frac {3}{5}+\frac {11}{4}×\frac {10}{33}$$
約分します。
$$=\frac {3}{5}+\frac {1}{2}×\frac {5}{3}$$
$$=\frac {3}{5}+\frac {5}{6}$$
通分します。
$$=\frac {18}{30}+\frac {25}{30}$$
$$=\frac {43}{30}$$
$$=1\frac {13}{30}$$
$$(196) 2\frac {6}{7}÷\frac {8}{21}-1\frac {3}{5}÷3\frac {1}{5} = ▭(茗溪2020年)[38]$$
帯分数を過分数にします。
$$\frac {20}{7}÷\frac {8}{21}-\frac {8}{5}÷\frac {16}{5} $$
÷を×になおします。
$$=\frac {20}{7}×\frac {21}{8}-\frac {8}{5}×\frac {5}{16} $$
約分しながら×を計算していきます。
$$=\frac {5}{1}×\frac {3}{2}-\frac {1}{1}×\frac {1}{2} $$
$$=\frac {15}{2}-\frac {1}{2} $$
$$=7$$
$$(197) \frac {3}{8}÷(\frac {1}{4}+ ▭ ×3)=\frac {1}{4} (茗溪2020年)[38]$$
逆算していきます。逆算の順番が分からない人はこちら。
$$(\frac {1}{4}+ ▭ ×3)=\frac {3}{8}÷\frac {1}{4} $$
$$\frac {1}{4}+ ▭ ×3=\frac {3}{2}$$
$$▭ ×3=\frac {3}{2}-\frac {1}{4}$$
$$▭ ×3=\frac {5}{4}$$
$$▭ =\frac {5}{4}÷3$$
$$▭ =\frac {5}{12}$$
$$(198) 13+3×(37-28)= ▭ (かえつ有明特待2020年)[38]$$
カッコの中から計算していきます。
$$13+3×9$$
$$=13+27$$
$$=40$$
$$(199) \frac {5}{7}×(1.25+\frac {1}{2})-\frac {5}{16}÷1.25= ▭ (かえつ有明特待2020年)[38]$$
小数を分数になおします。1.25をすぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$$\frac {5}{7}×(\frac {5}{4}+\frac {1}{2})-\frac {5}{16}÷\frac {5}{4}$$
÷を×になおしておきます。
$$=\frac {5}{7}×(\frac {5}{4}+\frac {1}{2})-\frac {5}{16}×\frac {4}{5}$$
カッコの中を計算します。
$$=\frac {5}{7}×\frac {7}{4}-\frac {5}{16}×\frac {4}{5}$$
約分しながら2つの×を計算します。
$$=\frac {5}{1}×\frac {1}{4}-\frac {1}{4}×\frac {1}{1}$$
$$=\frac {5}{4}-\frac {1}{4}$$
$$=1$$
$$(200) {(2+\frac {7}{4})÷0.625+44}×(2.74-0.6×\frac {5}{3})= ▭ (かえつ有明特待2020年)[38]$$
0.625と0.6を小数を分数にします。0.625をすぐに分数にできない人はコチラ→計算の工夫【4分の1と8分の1】
$${(2+\frac {7}{4})÷\frac {5}{8}+44}×(2.74-\frac {3}{5}×\frac {5}{3})$$
÷を×になおします
$$={(2+\frac {7}{4})×\frac {8}{5}+44}×(2.74-\frac {3}{5}×\frac {5}{3})$$
1つ目の小カッコの中の+と、2つ目の小カッコの×から計算していきます。
$$={\frac {15}{4}×\frac {8}{5}+44}×(2.74-1)$$
$$={\frac {3}{1}×\frac {2}{1}+44}×1.74$$
$$=(6+44)×\frac {174}{100}$$
$$=50×\frac {87}{50}$$
$$=87$$