SAPIXの人気は続いており、入塾が既に狭き門となっています。特に意識の高いご家庭の多い都内の高級住宅街付近の教室は、入塾テストすら受けられないこともあります。特に3年生~5年生から入学するのが難しくなっています。
これだけ人気なのは、SAPIXの実績が圧倒的だからです。僕は家庭教師として様々な塾に通う生徒を指導しているので、各塾のテキストや各塾の講師の教え方を知っているのですが、やはりテキストやカリキュラムや講師の質の点において、SAPIXが圧倒的によいと感じます。高いレベルの家庭学習がようきゅうされるので、批判されることも多いSAPIXですが、やはり実績を出しているだけのことはあります。首都圏で難関中学を目指すのであれば、SAPIXに入学するのが確実です。もちろん生徒にそれなりの素養が必要ですし、ご家庭でも全力サポートする必要があります。
1年生(あるいはそれ以前)から通うのが確実です。それ以降成績が伸びなくても追い出されることはないので、6年生までSAPIXに居続けることができます。
あるいは6年生になると、SAPIX生の中に脱落する生徒が出てくるので、入塾しやすくなります。6年になるまで別の塾で勉強しつつ、SAPIXの入塾テストを受け続けるというのも1つの手です。
ただし、1年生から通い続けるのは金銭面での負担も大きいですし、 勉強が中弛みしてしまいます。小学校低学年は習い事をしたり、本を読んだり、思い切り遊んでいた子の方が伸びる傾向にあります。また6年生からSAPIXに入っても、SAPIXらしい勉強はほぼ終わっており、受験問題を意識した演習が増えてくるので、効果が薄いと思います。
つまり3~4年に入塾テストを受けて、4~5年はSAPIX内の成績(クラス)を上げることに集中し、6年は具体的に受験する中学校の対策をする、というのがベストだと考えます。
そのためには倍率の高い入塾テストを突破しなければならなくなります。
僕が家庭教師として入塾テストの指導する場合は、まず入室テストの過去問を持参し解いてもらいます。オンラインの場合は事前にお送りします。まずはどんな問題が出るのかをご家庭と本人が分かっていなければ始まりません。
基本的には授業中に解いてもらい、その姿を見て問題点を見つけます。その後一緒に丁寧にテスト直しをして、SAPIXのテストの解き方を体感してもらいます。特に国語の記述問題や算数の思考力問題は、解く過程からしっかり説明しないと、取り組み方自体が間違ったままになりがちです。難しそうに見える問題は考えること自体放棄したり、記述の書き方がぐちゃぐちゃだったりします。
入室テストの過去問を解いてみた結果、難しすぎると感じた場合には、時期を遡って無理なく解ける以前の月のテストから練習します。また基礎的な能力で欠けているものがあれば、問題集や本などを指定して、ご家庭で取り組んで頂きます。また僕と一緒にも苦手を潰す勉強をします。
入室テストを解いてある程度得点できるようであれば、近い時期のものを複数回解いて、問題形式に慣れたり、時間内に解く感覚を養います。
『良い人生を送るための良い大学』→『良い大学に入るための良い中高一貫校』→『良い中高一貫校に入るためのSAPIX』→『SAPIXに入るための家庭教師』というのは、やりすぎではないかと感じるご両親が多いですし、僕自身その通りだと思います。ですが、それだけにSAPIXの入塾対策をバッチリやっているご家庭は少ないです。ですからしっかり対策をすれば、どんな問題が出るかも分からず、SAPIXの形式に慣れる練習もしていない生徒に比べれば、確実に有利になります。
僕は入塾対策のご依頼をよく頂きますが、読み書きや、最低限の計算力生徒であれば、高確率で合格することができます。初回は緊張して失敗したという生徒でも、何度目かには合格できます。
ご相談・アドバイスは無料です。まずはinfo@katekyou.tokyoまでご連絡ください。その後、お電話やZOOMでお話を伺うこともできます。
授業は遠すぎなければ、ご自宅までお伺いします。オンラインで授業することもできます。
体験授業90分は無料です。それだけでも分かることが多いと思いますので、お気軽に受けてみてください。