昨日は小学3年生の生徒に「こそあど言葉」を教えました。サピックスの国語のテキストに載っていたものですが、大人なら感覚で分かるものが、子供には分からないんですよね… どう攻略すればいいのでしょうか。

 

読書好きなら自然と分かってしまう

 見もふたもない言い方をしてしまえば読書量が十分であれば、特に勉強の必要のない範囲です。「こそあど言葉」の勉強に多くの時間を割くくらいなら、本を読んで欲しいです。

 とはいえ、言葉に対して意識的になるという意味では、「こそあど言葉」について数時間勉強するのも、無駄にはならないと思います。

 

こそあど言葉の基本

自分に近い

話し相手に近い、すでに話に出てきたこと

自分からも話し相手からも遠い

分からない、全て

 以上の基本を掴んでいれば大丈夫ですね。自分というのはいわゆる一人称、話し相手とは二人称ですが、そこの理解が子供には難しいようです。僕の生徒にもそこを説明するのに苦労しました。赤字で書いたところは小学3年生ではあまり問題にならないかもしれません。しかしこういう細部を大切にすることが、本当に頭のいい子を作るコツだと思っています。

 

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練習問題

 基本を掴んだら練習問題を解いてみる必要があります。サピックスのテキストでは問題量が不十分なので、自分で問題を作ろうと思ったのですが、こちら(ちびむすドリル)が素晴らしいので、もうこれでいいんじゃないかと思ってしまいました。

 ただ都内で難関校を目指す生徒には少し簡単ではないかと思ったので、僕なりに考えた問題も一応、載せておきます。小学3年生にとっては、センスというか、読書量が問われるような問題になっています。それだけにやりっぱなしではあまり意味がないかもしれません。ご両親と一緒に解いて、ある程度の解説が必要になるでしょう。

↓は大きなサイズのpdf版です。

こそあど言葉

こそあど言葉 解答

 

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ryuju

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