計算問題が3問出題されるのは毎年変わりません。内容は以下の通り。
部分分数分解が狙い目です。計算方法を覚えていれば簡単に解ける上、忘れている生徒が多いので差をつけられます。
小問集合が7~8問。基礎トレ(4月号)から数問、通常テキスト(デイリーサポート・デイリーサピックス)から数問出題されます。
基礎トレを毎日やって、さらにマンスリー直前に復習するのは必須です。→下に基礎トレのチェック問題(6年4月・計算と図形除く)があります。対策プリントをPDFで印刷するのはこちら。 / 対策プリントの解答はこちら。
通常テキスト(デイリーサポート・デイリーサピックス)は普段から勉強を進めて、直前は苦手問題を復習してください。算数が苦手な生徒は全て復習するのは現実的でないので、頻出問題に絞って対策して下さい。以下のリストの上にあるほど頻出問題になります。
図形問題。パターンが決まっています。下のリストで上位の3つが出題頻度が高くなります。
3⃞でも基礎トレの重要度が分かると思います。計算問題と基礎トレからの問題で30点~50点くらいになります。基礎トレは計算式を丸暗記して解く生徒も多いですが、マンスリーでは少しひねって出題されることもあるので、解法の意味を理解している必要があります。
基礎トレ以外では立方体のブロックを重ねる問題が特に狙い目です。毎年出題される上、4⃞以降の大問として採用されることもあり、5~15点分になります。→下に対策問題があります。対策プリントをPDFで印刷するのはこちら。
4⃞〜7⃞の大問は、一見難しく思えますが、問題文をしっかり読めば、少なくとも(1)は簡単に解けるようにできています。算数に自信がない生徒(偏差値50以下・あるいは時間が足りなくなる生徒)は4⃞〜7⃞の(1)を全て解いた後に、解けそうな(2)にチャレンジしてください。
下のリストが4⃞以降で出題されたものです。5回のテストで出題された回数を表示しています。毎年ほぼ同じ問題が出題されていることが分かると思います。ただしこのリスト上にある問題が、4⃞以降に出題されない年は、2⃞か3⃞の小問として出題されていることがほとんどです。結局、このリスト上の問題は(単位分数以外)全て毎年出題されていると考えて下さい。
上の画像をクリックするとPDFで閲覧・表示ができます。解答も付属しています。
6年5月マンスリーでは分子が1で、分母が1離れた数のかけ算になっているシンプルな問題がこれまで出題されています。
念の為、分母が2離れた数のかけ算になっているバージョンも練習しておきましょう。これを忘れている人は、軽く復習しておくだけで+5点できます。
ただし部分分数分解の計算方法だけ暗記している人は、『なぜそうなるのか』まで理解しておいてください。
上の画像をクリックするとPDFで閲覧・表示ができます。問題は上、解答は下の画像になります。
(1)~(40)まであり、マンスリー直前に一気にこなすには大変です。上のチェック問題は、基礎トレを普段から真面目に取り組んでいるかをチェックするためのものです。
基礎トレはSAPIXの全ての勉強の中で一番大切です。基礎トレ本体を毎日解き、暗記ではなく内容を理解し、間違えたものはしっかり復習することが大切です。
基礎トレの解き方を理解できない・毎日こなせない・定期的に復習できないという人は、成績は絶対に上がりません。改善できない生徒は指導のご依頼をください。
上の画像をクリックするとPDFで閲覧・表示ができます。解答も付属しています。
ブロックを重ねる問題は、『周りを塗って、塗られた面を数える問題』と『正面・前後・左右から見た図から、使用されているブロックの最大・最小を求める問題』『ブロック同士が接する部分が何か所かを求める問題』の3つがあります。
上のプリントにはその全ての問題が含まれます。
解答の際には『床面を含むのか』『ブロックの1辺が何cm』なのかをチェックしてください。