デイリーサピックス9~13を中心に出題。
2020~2023年までは大問1が7~8問で構成され、図形問題も含まれていました。2024年からは形式が整理され、大問1は計算問題3問となり、図形問題は大問3に移動しました。おそらくこの新しい形式が引き継がれていくものと思われます。
いずれにしても計算問題は3問です。
部分分数分解が狙い目です。計算方法を覚えていれば簡単に解ける上、忘れている生徒が多いので差をつけられます。5年6月の部分分数分解は必ず分子が1です。
下は5年6月マンスリー対策プリント『部分分数分解』になります。画像をクリックするとPDFで閲覧・保存できます。解答を含んでいます。
大問2は小問集合になります。以前は大問1に含まれていたもので、2024年以降の大問2は図形問題・単純計算問題を含まない小問集合になるものと思われます。その場合、大問2は5~7問になりそうです。
大問2は基礎トレからの出題が多く、まずは5月の基礎トレを総復習することが有効です。基礎トレは毎日解くのが前提ですが、マンスリーの前には1度目に間違えた問題を全てやり直してください。また形だけで解いたり、解答を丸写ししている生徒が多いので、ご両親のチェックが必要になります。
以下のリストの右端の数値は最近5年間で出題された回数になります。
上のリストの赤色の項目が狙い目です。知らないとできない・知っているとできるというものになります。
下は5年6月マンスリー対策プリント『2⃞の小問集合対策』になります。画像をクリックするとPDFで閲覧・保存できます。上の赤色の項目5つについての対策になっています。左が問題、右が解答になります。
大問3は2024年以降、図形の小問集合になると思われます。基礎トレからの問題と、今回のデイリーサピックスの範囲からの問題が、半数ずつくらいになります。
大問3として出題されなくても、大問4以降で『点の移動』と『水槽の問題』は必ず出題されます。
以下のリストの右端の数値は最近5年間で出題された回数になります。
円錐の表面積は5年6月の段階では未修であり問われません。『ギザギザ分割』は知らないと解けない上に、そろそろ出そうなので、下の対策プリントに収録しています。
下は5年6月マンスリー対策プリント『3⃞の図形小問集合対策』になります。画像をクリックするとPDFで閲覧・保存できます。上の赤色の項目3つについての対策になっています。左が問題、右が解答になります。
基本的に大問7までです。
水槽に水を入れる問題は条件のバラエティが多く、パターンを絞り込むのが難しいです。満遍なく練習する必要があります。ただし『水槽を傾ける問題』は難しく感じるわりにはパターンが決まっているので、マスターしておくとお得です。
数列もバラエティが豊富ですが、三角数と四角数を押さえておくとよいです。
点の移動についてもパターンが多いです。ただし『斜めの辺を点が移動するときの面積・時間の問題』が点数の差につながります。
速さ(旅人算)については、『途中で出会うための速さの最大・最小』が狙い目です。グラフが示されており、一方が途中で休憩し、その休憩時間に間に合うように他方のスピードを設定する問題です。