今日はSAPIX5,6年生と中学生を教えました。
生徒の夏期講習の隙間を縫って僕が指導する感じですね。直接お伺いする場合は融通が利きにくいのですが、ZOOMでの授業では、僕が家にいる限りお受けしています。
4,5,6年生のいずれの学年も、夏期講習の間は、8月の夏期講習マンスリーを目標に勉強するのがよいです。
今日は5年生8月夏期講習マンスリーの分析を進めました。2019年には以下のような問題が出題されていました。
2019年
1⃞2⃞3⃞4⃞(小問集合)
- 追いつきの旅人算基本
- 平均算基本
- 三角数(端の数を求める)
- 地図縮尺
- 狂った時計基本
- 全体を比で分ける基本
- 池に棒を立てる
- 消去算(代入法)
- 比の変化(お金を使う・もらう)
- 食塩水基本
- 商品の数を自分で決める損益算
- 最小公倍数ごとに出会う
- 日暦算(曜日基本)
- 日暦算(N回目の⚪︎曜日)
- 2つの整数の最大公約数か最大公倍数が分かっている
5⃞
- 正多角形を重ねる
- 三角形を等しい面積に分ける
- 三角形の底辺・高さの比から面積の比を求める
- 正方形の内接円(対角線のみ分かっている)
6⃞
- 平行四辺形上の点の移動
- 仕切り付き水槽
- 規則性群数列基本
- 回転体(くりぬき)
- 立体を正面・上・真横から見る
赤い文字は現時点(夏期講習の第3回まで)でも解けるものになりますね。数日前に【最小公倍数ごとに出会う問題】については説明しました。
第2回の規則性のテキストで重要なのは日暦算です。2019年でも2問出題されていますが、大問出題されて15点以上の配点があってもおかしくありません。
日暦算は夏期講習マンスリー以降も出題され続けますので、確実にマスターしておいて欲しいところです。やり方を暗記するだけでなくなぜその方法で解くのかを理解すること、その上で最も効率の良い方法を更新していくこと、理解していても実際解いてみると数字がずれがちなので何回も演習することが重要です。これはどんな分野でも言えることですが、日暦算は特にこの王道を意識してほしいです。
日暦算は一通り解説するのに2時間くらいかかるので、ここで簡単に説明することはできないですが、明日少しだけコツを書いてみようと思います。
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