組分けテストで苦戦している生徒は多いと思います。1月のテストでクラスが落ちた生徒は、3月に是非取り戻したいですよね。
過去問を分析して、SAPIXの3月度組分けテストの算数で出そうな問題を作りました。基本的には昨年度の3月度組分けテストの数値替えですので、実際にどのくらい得点できるかの目安になると思います。
解説はあえて載せていません。理屈を理解しないまま計算順序だけ暗記する生徒があまりにも多いからです。間違えた場合、どうしてその答えになるのかじっくり考える、分からなければご両親に聞く、ご両親も分からなければ一緒に頭をひねる、そういった経験が大切だと考えています。
問題・解答に間違いがあった場合、家庭教師の解説授業をご依頼の場合は、info@katekyou.tokyoまでご連絡ください。
第1問(計算問題)
PDFで印刷する場合はこちらからどうぞ【SAPIX新6年3月度入室・組分けテスト予想問題1】
【第1問の解答】
(1) 1.88
(2) 4
(3) 1と33分の29(webでは帯分数を上手く表現できないのでこの書き方でお許しを)
(4) 0.285
- (1)は普通の計算問題。
- (2)(3)は逆算に関する問題。
- (4)は単位に関する問題。
- ここで間違えた生徒は、直近2ヶ月ほどの基礎トレの対応する問題を全てやり直して下さい。最近の計算コンテストの中から対応する問題をピックアップするのもよいです。
- 逆算の計算が苦手な生徒は、こちら(逆算のまとめページ)に解き方や問題を大量に掲載しているので、参考にしてください。
第2問(小問集合)
PDFで印刷する場合はこちらからどうぞ【SAPIX新6年3月度入室・組分けテスト予想問題2】
PDFで印刷する場合はこちらからどうぞ【SAPIX新6年3月度入室・組分けテスト予想問題2−2】
【第2問の解答】
(1) 8分30秒
(2) 616
(3) 15通り
(4) 198番目
(5) 2580円
(6) あ=6, い=5
(7) 165円
- (1)のような速さの基本問題は必ず出ます。間違えた生徒は、デイリーサピックス【速さ】の★1の問題を解き直しましょう。
- (2),(4)の問題を間違えた生徒は、規則性の中でも、『等差数列の和』に関わる問題をピックアップして解き直しましょう。どれが『等差数列の和』の問題か分からなければ、ご両親に問題を選んでもらいましょう。
- (3)は場合の数に関する問題です。この中では少し難しかったかもしれません。解けなかった生徒は、やはり場合の数に関わるデイリーサピックスの★1をやり直しましょう。
- (5)はシンプルな損益算です。
- (6)は筆算の虫食い算。トライ&エラーで何が何でも答えを出す気持ちが大切です。
- (7)は代数的な要素のある計算です。少々複雑なので、本当に理解していないと答えにたどり着けません。問題文に出てきた数値を、適当に+−×÷するクセのある生徒は解けません。
第3問(図形の小問集合)
PDFで印刷する場合はこちらからどうぞ【SAPIX新6年3月度入室・組分けテスト予想問題4】
【第3問の解答】
(1) 226.08
(2) x=144度, y=36度
(3) 324cm2
- (1)は円柱の体積を半分にするだけです。『体積と表面積を間違える』『3.14の計算を間違える』のは練習不足です。
- (2)のxは正多角形の内角を求める問題です。基本を確認してください。
- (2)のyは平行四辺形が見えると簡単に解けます。
- (3)は無計画に数えるとミスします。上下・左右・前後から見える四角形に分けて数えます。その後で内側を向いている四角形の数を加えます。
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