指導所感SAPIX5年生7月④【7月復習テスト・理科の解き方】

今日の指導では、SAPIX5年生の7月復習テストの直しをしました。

理科は平均点が低かったですが、時間が足りなかった生徒が多かったようですね。

理科は分野によって、解き方が変わります。

  • 知識を問う問題はスピード重視で、知らない問題は飛ばしてください。知らないものは考えてもどうしようもないですから。
  • 問題文や選択肢を読み込む必要がある問題は、ある程度の時間が必要ですが、読みさえすれば解けるのですから、焦らずに腰を据えて取り組む必要があります。
  • 計算問題は、時間をかけても解けないものは解けません。解き方を知らなければ解けませんし、計算が合わなければ5分以上ロスしてしまうこともあります。計算問題は「解けそうなのに解けない」というもどかしい状況に陥った場合、一旦放置する勇気が必要になります。諦めが肝心です。全て解き終わって時間があれば、再チャレンジしましょう。

今回は、最後に面倒なバネの計算問題があったので、人体などの知識を完璧にして、考え込まずにスラスラ解けるようにしておく必要がありました。

人体は、体全体の図が示されていて、記号が振られている臓器を答える問題が最も重要になりますが、苦手な生徒が多いですね。

ポイントはそれが、血液の流れを表した図なのか、消化の流れを表した図なのかを分けて勉強しておくことです。両方1つにまとめられた図が出題される時もありますが、頭の中では別のものとしてとらえた後に合成する感覚があると解きやすくなります。

上の図では左が血液、右が消化になります。もちろん右も人の形をしていない、形式的な図になることはあります。

人体・テコ・バネは受験でも頻出なので、7月復習テストは必ず解き直しておきましょう。夏休みの授業が始まり大変だと思いますが、地に足を付けて、やるべきことを日々進めてください。

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ryuju