これは雑記・日記的な記事です。
僕の生徒が四谷大塚の全国統一小学生テストを受けました。11/3に実施されたものですね。
塾に通わず学校の勉強を中心として、週に1回僕と通信の教材を解いている生徒です。
結論から言うと、このテストはちょっと難しすぎるのかなと感じました。
例えば以下のような問題です。これは中学受験の問題でよくあるものですね。
これなどはまず問題の意味が分からないとのことでした。問題文自体がかなり難しく、たしかに読み解くのは小学2年生にはきついのかなと。
そこを丁寧に説明してあげたところ、(1)(2)などは楽しんで解いていましたが、(3)はどうしてもイメージが湧かないらしく、かといって受験生のように論理的に解く年齢でもないので、「これはまだ解けなくていいよ」と言いました。
(2)から一番多い時、一番少ない時を答えさせるのはきついかなと。もっと具体的な問題を増やした方がいいですね。
またまだ学校では九九を習っていない段階だったのに、前半の計算問題で九九ができる前提の問題が多くあったのは気になりました。
国語の文章は『空にむかってともだち宣言』(茂木ちあき)、小3程度の内容でした。これもかなり難しいで、学校の教科書レベルにしか触れていないと、長さだけで嫌気がさしてしまったかもしれません。
読書習慣のない生徒は、こうしたテストに出題された出典から本を買い、こうした文章に普段から触れられるといいですね。
受験生も解くような難しい問題(しかも決まった解き方を覚えるような問題)や、先取り学習をしていないと解けないような問題を出すことには賛成できません。確かに「うーん、やっぱり学校だけじゃだめか。塾に通わせよう」となるかもしれませんが・・・
もしもこのテストを受けてショックを受けた方がいれば、あまり気にしなくて良いと思います。個人的には4、5年生から本格的に受験対策を始めれば良いと思っています。まとまりのない雑記でした。