授業所感2025年 算数 社会 小4 四谷大塚

指導所感 四谷大塚 7月①【SAPIXまでのつなぎとして】

僕は夏休みに入って、午前中から生徒のお宅を回っており、バテ気味です。本当に暑いですね。

今日はSAPIX5年生、SAPIX6年生、四谷大塚の通信の4年生、中学生を教えました。

今日は四谷大塚に通うA君について書こうと思います。彼は四谷大塚の校舎には通わず、通信の授業を選択しています。

A君のご両親に最初にご連絡をいただいた時、「中学受験に向けて何年生から本格的に受験勉強をすればよいのですか?」とご質問を頂きました。当時A君は3年生だったのですが、スポーツを頑張っているので、まだ塾に時間を取られたくなかったそうです。とはいえ、受験に出遅れるのも怖いというお悩みでした。

もともと僕は、1~3年生の間は、本を読んだり、公文やそろばんで基本的な計算を徹底的に練習したり、スポーツをして体力をつけたり、自然の中で遊んで色々な興味を育てる方が、結局6年生になったときの学力が伸びると考えています。

その後、難関中学を目指すのであれば、4年生になるタイミングでSAPIXに入るのがベストだと考えています。1,2年生から塾に入っている生徒も多いですが、どうしても中弛みしてしまいますし、低いクラスで定着してしまうと、「自分の能力はこのくらいだ」と決めつけてしまうんですね。そうなるとなかなか抜け出せません。

A君のご両親とそうしたお話をして、A君の習い事なども勘案して、A君は5年生になるタイミングでSAPIXに入ろうということになりました。5年生からだと、SAPIXの入塾テストも厳しいですし、ある程度勉強内容も進んでしまっているので、入塾までは通信で勉強することをお勧めしました。

そして僕の授業では、通信のテキストの分からない所を一緒に解いたり、入塾までに不足がないよう全教科をチェックしていくことになりました。

四谷大塚のテキストはSAPIXのテキストよりも簡単だと思われがちですが、全く油断のならないものです。SAPIX4年生の算数のテキストはパターン問題が多いのに比べて、四谷大塚の最難関問題集や夏期講習のテキストの応用問題は、1問ずつしっかり考えねばならず、むしろSAPIXよりも大変だと感じます。

今日はA君と夏期講習のテキストを解きながら「これは大変だから、絶対にやり残しを溜めないように」「毎日コツコツ進めるように」とアドバイスしました。これはどの塾の生徒でも当てはまりますね。溜めると大変です。夏休みの最初によいペースを作ってください。

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