地理 算数 社会 小6 中学受験

2021年受験の狙い目

  • 直前にこれだけはチェックしておくとお得かもという内容です。

 

算数

① 2021という数字の性質

  • 2021はかなり特殊な数字です。素因数分解した時に2021=43×47になります。小さな素数で割れないので、約数の問題として出しやすいものです。
  • たとえば『たて20.21m、横24.91mの長方形の上に、できるだけ大きな正方形のタイルをしきつめる時、タイルの一辺は何cmになるでしょうか?』というような問題のとき、2021を一瞬で素因数分解できると、かなり有利になります。
  • 最初の計算問題でも、一見すると答えが小数になりそうな問題があった時、分配法則などでうまく計算した結果、答えが2021になるという可能性は高いと思います。もちろんしっかりと計算することが大切ですが、どうしても分からない時や答えが2000付近になりそうな時は2021と書いてもよいでしょう。

 

社会

① コロナ関連

  • 当然コロナ関連は出題されるでしょう。
  • 多くの生徒が勘違いしていますが、『COVID-19』『武漢』などのような直接的なワードを答えさせる問題はそれほど出題されないでしょう。社会というのはある現象を『人間の社会活動』と結び付けて考える学問です。コロナに絡めた『何かのテーマ』を大問の1つとして持ってくる可能性はかなり高いと思います。
  • 『何かのテーマ』として考えられるのは『伝染病や災害の歴史』です。国内では天然痘・聖武天皇・東大寺の大仏、江戸時代の火山の噴火やききんといったものが考えられます。蝗害(イナゴによる農作物への被害)に絡める問題も考えられます。
  • コロナは世界的な現象なので『世界地理とグローバリズム』をテーマとした問題も多く出題されるでしょう。もちろんコロナが爆発的に広がった原因として『人々の移動が容易になったこと』が挙げられます。江戸時代の宿場・大航海時代のヨーロッパ人の活動・成田空港や羽田空港・鉄道や新幹線といった切り口の問題が出題されそうです。
  • 直接出題されそうなワードとしては、『コロナに関連した政治家の名前』があります。『ドナルド・トランプ』『ジョー・バイデン(ジョセフ・バイデン)』『緊急事態宣言』『小池百合子(ゆりこ)』『菅義偉(よしひで)』があります。全て漢字で書けるように、また読めるようにしておく必要があります。

② オリンピック関連

  • コロナとからめた問題も考えられます。
  • 歴史、特に『オリンピックが中止された事情』については要注意です。

③ 国勢調査関連

  • こちらもコロナとからめて、感染を警戒したため、インターネットでの回答が多くなったり、回答率自体が減ったことが問題になるかもしれません。
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