- 読書が大切と分かっていても、何を読めば(読ませれば)よいか分からない生徒(ご両親)の参考になればよいと思い、まとめました。
- 啓発本や芸能人の書いた本の類は百害あって一理なしです。
- 漫画も語彙を増やしたり、熱中できるという意味では悪くないですが、やはり本がよいでしょう。
- 好きなものを読むのが一番です。好きな作家がいればその人のものを全て読むのが良いでしょう。
- 無理に名作を読む必要はありません。
- 随時追加していきます。
目次
1. 説明文
2. 物語文
住野よる『よるのばけもの』
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- 難易度:★★☆☆☆(2/5)
- 男子向けオススメ度:★★★☆☆(3/5)
- 女子向けオススメ度:★★☆☆☆(2/5)
- 作者:ベストセラー作家です。ポップでスタイリッシュでありながら、道徳的で真摯です。親としても安心して子供に勧められます。住野よるさんの本はどれも中学生向けで、人気があります。
- 作品について:「いじめ問題」に生徒の視点から向き合った作品。いじめ問題を取り扱った本というと、重く読みにくいイメージがありますが、ミステリー要素があり、引き込まれるように読み切れます。
- 『僕は謝って、どうするつもりだったんだろう。明日も同じように無視するけど、ごめんねって言うつもりだったのか。自分勝手な落としどころを作ろうとしただけだった。「・・・ごめん」誰もいない暗闇の中で、誰に謝ったかは分からなかった。分かったのは、僕が、矢野さんを積極的にいじめてる奴らよりよっぽどひどい生き物だってことだ。自分より弱いものを狩って生き延びようとする獣の方がよっぽど透明だ。嫌いな奴を責める、そういう風に立ち位置を決めてるあいつらの方が、よっぽど透明だ。』
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