粉骨砕身の夏休み
夏休みを満喫する我が子
体力のない長子は、日中涼しい自宅でゆっくり勉強し、午後に習い事やSAPIXに通う夏休みの生活が性に合っているようでした。夏休み中は勉強が終わればゲームなども許可していたので、それも嬉しかったようです。
親が疲れ切る
楽しそうな我が子とは逆に、僕自身が疲れ切ってしまいました。指導している生徒たちも夏休み中なので、朝から晩まで生徒の指導をしていました。これは毎年のことなのですが、今年は学童に行かなくなった我が子2人(もう1人は保育園)が一日中家にいることになりました。子供達の3食(平日の夕食はもともと僕の担当)を用意し、散らかしたものを片付け、勉強を促し、膨大なテキストをチェックするというのは、本当に大変でした。
夏期講習マンスリーの結果
夏期講習中は忙しく対策が難しい
夏期講習が始まってしまえば、膨大な量のテキストに押し流され、まともにテスト対策できなくなることが分かっていました。そのために、7月半ばに通常授業が終わってから夏期講習が始まるまでの2週間で、できることは先取り学習しておいたのですが、結局はやることに追われ、満足なマンスリー対策ができませんでした。
結果はいつも通り
謎の安定感。総合偏差値はいつも似たような所に落ち着きます。すごく得意な教科も、すごく苦手な教科もないので、たまたまどれかの教科でミスが多ければ、他教科がフォローする形になります。4教科とも偏差値65くらいで揃えられると、1つ壁を越えられるのですが、4教科とも失敗しないというのは本当に難しいんですよね。それに加えて、結局算数が飛び抜けていないと、最難関校に合格は難しいという実感があるので、それも悩ましい所です。
国語のミス
国語は漢字対策を頑張って、1⃞は改善したのですが、まさかの抜き出し問題で、本文に書いてある漢字を間違えるというミスをしていました。抜き出し問題は、少しでも間違っていたら0点だと思っていたのですが、2点ずつの減点で済むのですね。
普段から学校の漢字テストも間違いだらけで帰ってきますし、普段勉強をしていても、漢字を書くのを面倒くさがって、できるだけひらがなで書こうとするので、そういう所から直していこうねという話をしました。
国語は読解問題の選択肢を外したり、2⃞の語彙を間違うことはあまりないのですが、今回はいくつかありました。そのせいで国語の偏差値が下がりましたが、国語は本来並の大きい教科ですので、こういうこともあるよね、と深刻には考えていません。
成績推移と社会の克服
社会の苦手は克服した感
社会はSAPIX入塾当初は苦手だったのが、集中的に対策し、ペースがつかめてきました。苦手を克服するというのは本当に難しいことが、指導経験上分かっているので、社会を克服したのは自信になりました。我が子も『苦手な分野でも対策し続ければ得意になる』と感じてくれているようです。
社会は暗記ではない
社会は一番簡単な科目だと勘違いされています。『暗記だから』『知識だから』『本人の頑張り次第』だと言われることが多いです。ですが、本人の努力で偏差値30を40にすることはできたとしても、偏差値50あるいはそれ以上にすることはできません。難関校を目指すレベルに引き上げるには、経験に基づいて計画的に勉強することが必要になります。
確認問題とデイリーステップだけではテストで得点できない
社会は教材内の確認問題とデイリーステップのボリュームが少なく、それだけを繰り返し解いていても、知識の丸暗記になってしまい、成績は上がりません。テストではテキストとは全然違った角度から問われることが多いからです。コアプラスやコアマスターもそのデイリーステップの延長のようなもので、知識を一気に確認することはできますが、より深く理解したり、事象を多角的に捉えることはできず、むしろ単純化されてしまいます。
何をやればいいのか
まずは基本として以下の勉強をする必要があります。
- テキストを隅々まで読む(特に表紙・表紙裏・『もっと知りたい』・『社会の眼』が大切)
- デイリーステップや確認問題を解く
- テキスト最後の白地図トレーニングをしっかりやる
ここまではSAPIX生としては当然のことです。大切なのは、読むことと、書くことです。テキストの文章や各種資料をじっくり分析していないのに、問題を解くだけになっている生徒は、なかなか成績が上がりません。
追加でやるべきは
- マンスリーなどの過去問をできるだけ多く解いて、どういった問題が問われやすいか、今の実力で何点くらいになるかを体感する
- テキストの白抜きをして、覚えるまで繰り返す
- 漢字で書くことを徹底する(書けないものをまとめて練習する)

結局は算数が課題
教科別の平均偏差値にも表れているように、結局算数が一番苦手です。
思考力問題は勘で書いている模様
今回は最後の6⃞で9%を正解していたのですが、よく分かっていなかったそうです。「そうは言っても、ある程度絞り込んだから正解もらえてるんだよね?」と訊いたのですが、我が子によれば「100%勘」「100%偶然」「11がラッキーナンバーだから書いておいただけ」「時計の針が11だったし」とのこと。
むしろ(3)は、ウとエの2つまで絞り込んだ上で、2択を外したとのこと。
やはり10%前後の問題には、正面からチャレンジして解き切れるようにしないと、今後厳しくなっていくことが予想できます。特に面倒くさがりな我が子は、全てのパターンを書き上げることをしないで、いきなり楽な方法を探そうとします。「最適な方法がいきなり見つかればいいけど、初見問題ではなかなか見つからないし、見つかるとしても、ある程度図を書いたり、パターンを全て書き上げたりして、試行錯誤する過程で見つかるんだよ」と伝えています。
調べ上げる系統の思考力問題を毎日1問解く
日々の勉強スケジュールをiPadで管理しているのですが、『算数思考力』という項目を夏休み前から追加するようにしました。僕が受験生の指導をしていて、4年生の我が子にも今の知識で解けそうだと感じた問題を、ピックアップしてiPadにまとめて、毎日1問課題にしているのですが、調べ上げ・書き上げの問題を多くしています。
社会は苦手を克服しつつあると思うのですが、算数の思考力問題と国語の漢字の克服にはまだまだ時間がかかりそうです。